2023.08.05 - 記憶に残る食の要素 in 室工大オープンキャンパス
本日、室蘭工業大学にてオープンキャンパスが開催されました。イベントの一つ、オープンラボの中で、COI-NEXT事業について紹介した後、記憶に残る食について、高校生や大学生(留学生も含みます)の若者達とディスカッションしました。(徳楽)
まず、記憶に残っている食を付箋になるべく多く(3つ以上)書き出してもらいました(制限時間4分)。その中から最も記憶に残っているものを一つ選んでもらいました(制限時間1分)。その後、選んだ食についてなるべく多くの要素を書き出してもらいました(制限時間5分)。最後に、出していただいた要素をグルーピングしました(制限時間10分)。
イベントは午前と午後の2回実施しました。
【午前の部】(道内高校生2名、道内院生2名、留学生1名)
記憶に残る食として、マーラータン、ライスコロッケ、牛丼、ピーナッツ味噌、ラーメンこてつの5つが挙げられました。ここから出てきた要素を分けると以下の5つになりました。
特別感(実家の近くだけの味、他にない辛さなど)
安い
おいしい
場所(帰り道、近くにあったからなど)
人(母が作ってくれた、友達との会話の場所など)、
思い出(小さい頃毎年誕生日の時、お弁当にいつも入っていたなど)。
【午後の部】(九州高校生1名、中部高校生1名、道内高校生3名)
最も記憶に残る食として、みかん、おにぎり、しじみラーメン、りんごの入ったポテトサラダの5つが挙げられました。そこから出てきた要素は以下のようなものになりました。
人(友達と食べた、家族と食べた、ラーメンが嫌いな亡くなったおじいちゃんが美味しいと言って食べた、父に食べられたなど)
物として(種類が多い、栄養、すぐ食べられるなど)
おいしい(味の主張が強くない、食感が良いなど)
思い出((外国で食べたため)文化の違い、スズメにあげた、食べられてショックな思い出)
場所(外国、旅行先、レストランなど)
特別感(珍しい)
食は人間関係の中で記憶に残っていく面が強いということを、今回改めて感じました。個食や黙食は良くないですね。
オープンキャンパスですので、研究紹介や研究室見学も実施しました。
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