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「巻き爪」の切り方。角を切ってないけない!?

正しい爪の切り方、だいぶ理解が広まってきたように感じます。

でも・・・具体的なポイントで疑問に思っている人や、勘違いをしている人がいるかもしれません。

特に「巻き爪」の切り方は難しいの再確認をしてください。

正しい爪の切り方の復習

足の爪は角を落としてはいけません。

スクエアオフです。四角く整えます。

分かるようで、分からない方が多いかも。

特に巻き爪の角は一体、どこまで切っても良いのでしょう?

まずは基本を復習してください。

足爪を角を丸く切ってしまうと、巻き爪(まきつめ)・陥入爪(かんにゅうそう)になりやすくなります。

一度、間違えて角を落としてしまったばかりに、巻き爪になってしった人もいますので、失敗はできません。

巻き爪どう整える?

巻き爪1

上の写真。親指が「巻き爪」です。見事に湾曲しています。

たぶん、角を落としてはいけないことは理解をしていて、このような形でお困りになっていたのでしょう。

ですが、横から見てみると大胆に切り残しがあります。

角の切り残しもまた、トラブルの原因になるので、注意してください。

巻き爪4

では、どのように整えたら良いのでしょうか?

巻き爪3

白いラインで角を切ると、スクエアオフになります。

ピンクのラインで切ってしまうと、角をばっさり落としてさらに巻き爪が進んでしまう可能性がありますのでNGです。

白いラインで切ると、このように仕上がります。

巻き爪2

爪の圧迫が皮膚に残っていますが、傷も痛みもなく幸いでした。

巻き爪5

四角く、スクエアオフに仕上がっています。

きちんと整えると、最初の写真のようにひどい巻き爪の姿ではなくなりました。

角を残して、爪が長くなると、ひどい巻き爪に見えることもある

足爪は伸びると、巻いて先端が細くすぼまってきます。

巻き爪の人は筒状にまで、丸くなってしまっていることもあります。

そうなると、ますます正しく切る難易度が上がります。

巻き爪の角を切るのは、私たち専門家でも、とても難しいです。

爪切りニッパーの刃を入れる角度を慎重に確認し、それでもためらいなくカット!

巻き爪は痛みがなければ、正しく整えることで痛みの予防や形の改善ができます。

※その他の要素(靴・歩き方・姿勢など)の改善も必要です。痛みがある場合、巻き爪の形状によっては補正・矯正のケアをした方が安全です。

ご自分の足爪を切るとき、ご利用者の足爪をケアする必要がある方は参考にしてください。

巻き爪に限らず、高齢者の足爪のケアは難しい形が多いです。無理をせずに専門家を入れることも、安全な方法のひとつです。

A4にまとめた「フットケアだより」もあります。参考にしてください。

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