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起業前の施術ボランティア、アリだったのか?

フットケアスクール修了後、学んだ知識と技術を今後、どう活かしていこうか?と悩みました。

とにかく腕が錆びてしまうのが怖くて、考えたアイディアは社会福祉協議会を通じて、紹介してもらった介護施設でフットケアのボランティアを始めることでした。

この経験がきっかけで、今の仕事を始めました。

今、正に私と同じようにボランティアをしようと考えている人がいるかもしれません。

ですが、冷静に考えてみましょう。

私のボランティアの目的

私は施術の機会とモデルが欲しかったのです。

苦労して身につけた技術でも、使わなければすぐに錆びて使い物にならなくなります。

当時、会社員として働いていたので施術の機会はありません。

モデルも周りの家族も知人も、1周どころか2周目に入っていました。

これでは、まずい・・・との危機感から始めたのが介護施設でのボランティアです。

幸い、私のボランティアの目的は達成でき、さらに将来進むべき方向も決まったので、ありがたい経験だったと思っています。

無料から有料にはできない

もしも、ボランティアの目的が、フットケアを知ってもらうことだったら、ボランティア活動の目的は啓蒙活動になります。

やり方次第では、達成できるでしょう。

ですが、今後の仕事としての自分を知ってもらう機会として、ボランティア活動を考えている場合は・・・

それはボランティアではなくて、広報活動です。

たとえ無料で行っていたとしても、目的はボランティアではありません。

そして無料で施術をしたら、有料にするハードルが上がります。

実際、ボランティアをしていた施設に、有料のサービスとして取り入れてもらえないか?と提案しましたが、あっさりお断りされました。

個人のお客様でも、おそらく無料で行った施術に対して、サービスとてしお金を頂くことはハードルが高くなると思われます。

初回割引クーポン

自分が受ける時は嬉しいサービスに、初回割引クーポンあります。

美容院や整体院でよくあります。

・・・が、2回目の損した感が否めません。

たとえ気にいったお店だったとしても、2回目からの料金が割り増しになった気分です。

根っこが貧乏性なのでごめんなさい。

自分がフットケアサービスを提供する時は、初回割引はやらないと決めていました。

初回はお客様の人となりや、爪の状態の把握できていないので時間もかかるし気も使います。

むしろ、初回割り増しが欲しいくらいです。

実際に、始めたばかりの頃は初回割り増し設定していました。

施設の家族へのご案内に面倒をかけるので、一律料金にしました。

つまり、初回の無料も割引も、その先の仕事の足かせにならないとは限らないです。

高齢者フットケアのスクールに通ったのなら

私が学んだフットケアは、「高齢者フットケア」に特化した内容ではありませんでした。

健常者のためのフットケアであり、サロンワーク的な技術でした。

でも今、高齢者フットケアの施術者を目指して学んだ方は、高齢者に特化した内容のスクールに通ったのではないですか?

または、フットケアを学ぶ目的を明確に持って、スクールに通われたのではないでしょうか?

スクールに行く前に、その後の自分を思い描いていたはずです。

私のように、何となく・・・の連続の、ぼんやりした人なんて、今も昔もいないでしょう。

スクール修了は、思い描いた自分になるための1段階に過ぎません。

技術が上達してから・・・なんて言っていたら、その時は一生こないかもしれません。

スクールが修了したら、次の先生はお客様です。

試行錯誤して、やってくだけです。

まとめ

起業前のボランティアはアリだったのか?

私のような、うすらボンヤリした人なんているわけないので、目的がボランティアで技術を上げてから・・・でしたらナシです。

今すぐ、フットケアを学んだ目的を達成するために、動き出しましょう!







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