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No.25足に合う靴が見つからないとなげく前に、履き方を見直そう!

記事の最後に、内容をA4にまとめたPDFを100円でダウンロードできます。社内、施設内での勉強会や研修で使用して頂くきたいと思い作成しています。配布について施設利用者・ご家族・スタッフ・法人内は制限しませんが、販売・営利目的のセミナー。講座での配布は禁止です。販売する商品に無断で添付することも禁止です。

正しい靴のサイズ

「足⻑」は試し履きをして確認をしていると思いますが、 カカトで合わせ、足先に1〜1.5センチ程度のゆとりがある靴が 適正サイズです。

 その他に「足幅」があります。靴に「E」「EE」と表示があるのが 足幅になります。「足幅」は、ゆとりなくピッタリを選びます。 

足幅・足⻑ともに表示は目安なので、必ず試着してください。 ネット購入や、通信販売はNGです!

靴の履き方

試着のポイント

1. 片足だけでなく両足を履いて試す、座ったままでなく店内を可能な限り歩いてみる。 

2 .靴ヒモがあるタイプは、しっかり靴ヒモをしめて試す。

3 .足は夕方、浮腫みやすいので夕方購入の靴は大きめになることも!?

4 .店員の「履いているうちに伸びますから」の、営業トークにだまされない!

革靴などで少々、あたりがある時に言われることありませんか?履いているうちに伸びて足に馴染むことがないとは言い切れませんが、期待せずに試着の時から足にフィットする靴を選ぶ方が良いです。

正しい靴の履き方

靴屋さんやシューフィッターに見立ててもらったり、オーダーした靴にもかかわらず足に合わないと言う方がいます。もしかすると、靴の履き方が間違っているのかもしれません。

サイズが小さい靴だと靴ズレしやすくなることは想像しやすいのですが、実はブカブカの靴でもトラブルが多いです。

靴の中で足が動くと、摩擦で皮膚が硬くなりウオノメ・タコのトラブルが発生します。また余計な力が足に入るので、爪が変形することもあります。

サイズが合っていても、ゆるゆるの靴ヒモではブカブカと同じです。足に合ったサイズの靴を選んでも、靴ヒモ・ストラップ・テープ・ファスナーなど、靴と足を固定する付属のものを使っていなければ足は靴の中で、動いてしまいます。これでは足に合っていないのと同じことです!

コンバース

✔靴の中に足を入れたら、かかとでトントンして合わせる 

✔靴ヒモやテープは、脱ぐ時に緩めて履いたら締め直す 

✔かかとは絶対に踏んづけない!!

✔靴べら(シューホーン)を使用する

面倒くさく横着しがちですが、足と靴をしっかりと固定して一体化させると、歩きやすさが大きく変わります!

見直すのは、ウォーキング用の靴だけじゃない!

ウォーキング用などの⻑距離を歩く靴は、しっかり靴ヒモを締め、きちんと履いているけれど、仕事用の靴や、施設内の靴がお粗末な方がいます。

特に介護の現場では仕事中も、動きが多いのでサンダルでは足だけでなく腰痛など体のトラブルへ発展することもあります。⻑距離用の靴だけでなく、⻑時間用の靴も見直し、正しく履いてください。

スタッフだけでなく入居者も、施設内が広いと思ったよりも歩行が多いものです。
館内用の靴も足に合ったものを選ぶことが大切です。

参考記事をお読みください。

足に合った靴でも、きちんと履かないと効果はない!靴ヒモは、きちんと締めることが大事です。

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