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No.16足の構造・・・足裏のアーチってなに?

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「脚」と「足」同じ「あし」と発音しますが字が違います。

どこを指しているのでしょうか?

「脚」= 2本のアシの付け根(股関節)から足首までのことで、英語では【Legレッグ】といわれる部分。 

「足」= 足首から爪先までの靴を履く部分。英語では【Footフット】と言われる部分。
足のアーチは、「足」=「Foot」にあります。安定した姿勢をとるために、とても大切です。

足は実に、精密によくできている

ヒトは身体全体で約208個の骨で構成されています。 

足は片足28個、両足で56個、体全体の骨の数の約4分の1が足にあります。

面積はというと、両足で身体全体のたった2%です。 その小さな2%の面積に、身体全体の約4分の1の骨が占めているのです。 

これらの骨は、靱帯などでガッチリとつながれています。

骨が部品だとすると、小さなパーツを組み合わせて「あし」が形つくられているのです。

どれだけ精密に作られているのかが、お分かりでしょうか? お分かりでしょうか?

足裏のアーチ、どこにあるの?

片足26個の骨を、靭帯や筋肉が持ち上げ、 3つの弓型をつくっています。

 外側縦アーチ、内側アーチ、横アーチこの3つのアーチがあることで、 足裏は立体構造(ドーム状)になっているのです。 

アーチ

このドーム構造がクッションの役割になり、負荷をうまく分散させ、 衝撃をやわらげているのです。 

歩く。走しる・飛ぶなどの、大きな衝撃も対応できる素晴らしい つくりなのです。

足裏アーチの役目ってなに?

足裏アーチの役目= 足にかかる衝撃を緩和して、激しい動きや大きな重みにも耐え、体を守ること

<例>をあげましょう。

 1日に平均約6.5キロメートル(歩数にして約7,500歩)歩くと、単純計算で1日450トンの重さが体にかかります。

 ゆっくり歩いても450トン重さがかかり、早足だともっと負担は大きくなります。 走っているときは約3倍、ジャンプだと約6倍とも言われています。 このような、毎日の巨大な負荷を分散させ、体にダイレクトに衝撃を負わないように「足裏アーチ」があります。

では、また。

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