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#29【令和6年度浜松市中央区地域力向上事業】報告 番外編

「浜松市がやってる地域力向上事業って知ってる?亜里砂さんがやっている活動は当てはまると思うから、申請したら助成がおりると思うよ。」
そんなアドバイスから始まって、今回このような形で実施できた、
中野さんの実技講習会でした。

正社員で仕事をしながら別のタスクをこなしていくのは大変でしたが、
公園サッカーの会のことを知っている方や
繋がりがある方がいろんな形で協力してくださり、
本当に有難かったです。


ドキドキしながら発注したミニゴール。無事に届きました。

この企画を実施すると決めた後に、
池上正さんが
「翌日愛知で講演会があるので、私も遊びにいきますよ。」
と早々に連絡を下さいました。
子どもたちの指導環境に常に危機感を持っている池上さん。
ボランティアで、浜松の地まで足をのばしてくれ、
子どもたちと関わる指導者へ少しでも伝えられることがないか、
その姿は物静かですが、胸に熱いものがあり、
私も微力ながらできることをしていきたい、と改めて思いました。

職場の若者2人もスタッフとしてお手伝いしてくれ良い写真も沢山残してくれました。
動画をUPできなくて残念。

実技講習のモデルに協力してくれた子は、チームも年代もばらばらでした。ある女の子のチームの指導者さんからは、
「普段はフットサルだし、遊びの延長で楽しんでいる子たちだから、技術的な事を求めらたら期待に応えられるか。」と伺っていましたが、
沢山の楽しそうな表情をみせてくれたし、
技術的にはまだ未熟でも、
環境設定次第でサッカーの基本的なプレーを会得し、
シンプルにプレーできることの実践となりました。

どこのチームの指導者でもなく、
公園サッカーの会と言いつつ、そんなにも大きく活動しているわけでもない、
hamamatsu-play-park企画に、色んな方が協力してくれ、
行政の方も耳を傾けてくれて、
(助成を受けるには審査やプレゼンがあったんです~泣)
参加したい、という方がお金を払って足を運んでくれ、
喜ばしいことでした。
子どもたちのスポーツする環境について、
少しでも真剣に考えてくれる大人がいることは、やっぱり社会が変わっていくきっかけになると思い、これからも私なりの形で出来ることをやっていきたいと思います。

以下は参加された指導者、保護者、子どもたちの感想~

具体的な説明があり、 意図的なトレーニングの構築が勉強になりました。
指導者が明確な説明ができる準備をしておいて、 子どもや保護者を納得させることが、 今の時代の指導に必要だと学びました。

体育教諭

講習会と言うだけで構えてしまうけれど もとても入りやすく安心しました。 メニューも分かりやすく応用のイメージがドンドン沸きました。
年齢関係無く楽しんでいる姿は楽しむ事を思い出させて頂いた。 普段からいかに難しい顔でコーチングしているのかと。

サッカー指導者

年代や技術レベルに関係なく 楽しめる内容だった。 取り出しメニューを組まなくても、 動きの中で子ども達のそれぞれの成長が見られたことが印象的だった。

サッカー指導者


大変分かり易く、カンタンだけど 面白く取り組めるトレーニングでした。

藤枝在住スポーツ指導者

子の在籍チームで何かモヤモヤしつつも、 それが当然というチームのスポ根的雰囲気に流されそうに なっていたところでした。
中野さんのコーチングを受け、 やはりサッカーは頭を使うチームスポーツであること、 練習時間は長くても比例して上手くならないこと、 指導者の第一ミッションは安全で楽しいサッカーを提供すること、 といった基本的な考え方が間違っていなかったと、安心し、 自信を持つことができました。
今後、我が子がサッカーをしていく中で、 考え方の軸のようなものを授かることができました。

保護者

ミスやエラーをする“恥ずかしさ” 次に、失敗を成功にする“面白さ”や“楽しさ” を感じ取ることが出来ました。
印象的だったのは、ミスやエラーが起きたあとに生まれる“笑顔”です。
きちコーチの 「普段やらない動きだからさ。上手くいかないのは当たり前だよ。」 この一言に助けられました。
今回、自分が受け取ったり感じたものを周りにいる方へ 伝えていけるように少しづつ自分のペースで広げていきますね。

スポーツ指導関係者

ざっくばらんに座談会形式はとても良かったです。 公園での遊びについては、指導者でない方々も とても響くものだったと思います。

サッカー指導者

短い時間の中で頭と身体を使ったメニューを 中心に大人から子供まで世代を問わず一つのボールを追いかける とても良い時間になりました。
いま日本では夏場のスポーツの在り方に関して 問題提起されています。
その中でもドイツのサッカークラブは 夏の間は休みにして大会はもちろんチーム練習を行わないのは とても印象に残りました。
昨今の日本の夏は異常な暑さが続いており、 その環境下でスポーツをしても失うものの方が大きいと 思っていたので今後の夏のチーム活動について 積極的に休みを導入したいと思いました。

スポーツ&サッカー指導者

ドイツは高校年代で全国大会が廃止されたのが驚きでした。 日本社会と上手く融合できたらと思いました。

サッカー指導者

・他の人と試合ができたり、点も入れれたので、 楽しかったようです
・3対3の試合のルールが いつもやっているルールと違って、面白かった
・行く前までは緊張していたようですが、 始まったらいつもとは違う雰囲気で 一緒にやっていた大人の方も優しく楽しかったそう。 試合も考えるところがたくさんあって勉強になったよう。
・最初は何をやれば良いか分からなかったけれど、 みんなが色々教えてくれたので、 コーチの話や、試合を緊張せずにできました。 参加して良かったです。
・練習内容がわかりやすかった。 ボールとマーカーを取り合うゲームが楽しかった。 3対1のパスが難しかった。

モデルプレーヤーの選手たち


次回はフニーニョフェスティバルやりたい


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