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#22 チーム愛について


2023/06/28 日本経済新聞にて掲載されたコラム。
【残留争いでも本拠地は満員】
ドイツの古豪1.FCケルンを引き合いに出して、
愛されるチームには何があるのか、を問うていました。


最後の結びがこれからの日本のスポーツ文化のヒントになり得るメッセージではないか、と感じました。

“日本でも地域に支えられた「わが街のチーム」を目指すクラブが当たり前になってきた。〜中略〜だが、一方でスタンドが空席の理由を「弱いから」で片付け、満員にするためには「優勝争いをすること」と旧態依然の考え方をする人が、メディアやファンにも少なくない。
目標として優先すべきは強くなることより、地域の人々にとってなくてはならない存在になることなのだろう。それは地域や社会にスポーツが文化として根付くことでもある。”

2023.06.23 日本経済新聞 スポーツの力 北川和徳

〈スタンドが空席〉を〈所属選手数が減少〉
〈メディアやファン〉を〈指導者や保護者〉
に言い換えてみれば、
どんなカテゴリーのチームにも当てはまる事だと思いました。

『「うちのクラブは阪神タイガースを目指します。」と私は良く言います。弱くても甲子園満員。なかなかわかってくれる方が少なく困っています…』と親交ある関西の指導者の方が話してくれました。

チーム愛とは、
強さとは別のところにあるんだなぁと感じます。
果たして少年スポーツの現場は如何に。

関わる人、
支えてくれている人、
見守ってくれている人、
皆んなに応援されてこそ、
子どもたちは輝くような気がする。


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