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義母について

ライフオーガナイザーのくらです。
ずいぶんと間が空きましたが、その間も義母は少しずつ認知症が進んでいるように思います。

なるべく在宅勤務として、仕事を続けてきましたが、薬を飲むことも忘れるし、食事の用意もままならなくなりました。

ありがたいことは、ご飯は自分で食べること
トイレは自分で行くこと、お風呂は自ら入ってくれること
ただし、自分時間で行動するので、効率よくはいかないものですが・・・
それは当たり前のことだと思い、そこまで時間通りに動いてもらうことは思っていません。
病院に行くときくらいかなぁ・・・時間までに入らないと後回しになるので、そこは効率よく動けるように早め早めに時間を伝えています。

さて、本題・・・
義母がコロナ陽性となり、自宅療養となりました。
薬は風邪薬と咳止めくらいです。
そんななか、妙にテンションが高くなり、よく話をするようになりました。
コロナのせい?
それとも、認知症が進んだ?
夫も義妹も戸惑い気味です。
それもそのはず、今までは大人しく、口数の少ない義母が急にハイテンションで昔の話や、食べている食事のことなどを話し始めるのだから。
私が結婚して20年がたちますが、こんな義母は初めてでした。
私が戸惑うよりも、娘、息子が戸惑っていて、義母が少し変なテンションなんだということはわかりました。

そんな中でも「娘」と「息子」の存在はまだ分かっているようで、ホッとしました。忘れられるって寂しいですから・・・

ちなみに私は「役員さんですか?」と問われたので、「はい、お邪魔してます」と受け流しました。
「お手伝いありがとうございます。旦那さんにもよろしくお伝えください」と言われて、「ありがとうございます」とだけ答えました。

夫に言うと、笑っていたもののちょっと衝撃を受けていたようです。
でも、次の日はいつもの寡黙な義母に戻っていました。
夫曰く「風邪薬」のせいかも・・・と。
でもコロナに感染したことによる現象ではないかとも疑われます。
というのも、コロナにより、脳に影響があるとあったからです。
とはいえ、明るい義母が悪いわけではないのですが、今までの義母と全く違う人格のような気がして、戸惑うなぁと思いました。
おりしも、年末年始。
コロナ陽性を理由に実家に帰ることはやめました。
また、義姉にも連絡し、年始の挨拶は無しとなりました。
落ち着いた年末年始になりそうです。

コロナに感染した後の義母の行動については、認知症によるものなのか、コロナによるものなのかはわかりません。
ただ、この数日の義母を見ていると、コロナによって認知症の速度があがった気がします。
一時的なものかもしれませんが、それでも変わった義母を見たので、今後はその辺も含めた観察が必要になるなぁと思いました。

認知症の診断は受けていませんが、糖尿病を30年以上持病として持っていて、脳梗塞も患ったので、記憶障害としては、短期記憶が難しくなりつつあります。
ただ、今回は「〇〇が迎えに来た」とか、「〇〇の息子が小学生だった」とか、夢と現実が混在しているようなことを伝えてきて、義妹もどう対処していいか分からなかったよう。
近くで話を聞いていると、ずいぶん昔の話をしているようにも思えるし、それでいて現在の義妹や夫が子供であることは認識しているようにも思えるし。

この数日、大人3人がそれこそ付きっ切りに近い感じで義母に接しています。
確かにこんな介護の仕方をしていれば、破綻するなぁと感じました。
病院に入ってもらう
施設に入ってもらう
視野には入れているけれど、出来ればそれは最後の手段としておきたい。

今回は、義妹がコロナ陽性になり、それに義母が感染したであろう経路のため、時に義妹が献身的に介護しています。
それでも、3人の大人は仕事があります。
年末年始のお休みがあるから、大丈夫だったけれど、これが平時だったらどうするか?
今後の課題になりそうです。

義妹が仕事をやめてしまうことのないように
私の仕事が在宅出来ないようにならないように
夫も介護に消極的なわけではないので、その辺も含めて、今後の対応をまた検討する時期がすぐ来るような気がします。

その時には、義母の今後だけでなく、私たちの今後も見据えた検討をしないと、家族が共倒れになるかもしれない。

介護の大変さが事件になってしまう昨今だけれど、一つ一つの家族の理由があり、決していい形に収まらないことも多いはず。
最大公約数でみんながある程度譲歩して、ある程度納得できることを考えていくのって難しい。

それでも一人一人の人生も考えて、お互いの人生も考えて。

次回はもう少し詳しく書こうと思います。

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