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義母の入院 その2

ライフオーガナイザーのくらです。

義母の入院について、もう少し記載しておきます。
大きな病院での手術のため、色々と面倒な検査もすることになりました。と言っても血糖コントロールの入院中に色々と検査していただいていたようです。

内臓、血管、脳と診てもらった結果、やはりというかなんというか。
年齢相応の検査結果となりました。
ほどほどの精密検査が必要ということで、白内障の手術後に、慌てて精密検査の日程を組むことになりました。

まぁ、手術したばかりの義母を引きずり回すことになるなんて思いもよりませんでしたよ。
退院時に検査結果を聞いて、すぐに精密検査のための各科で検査結果を確認してもらうための時間を取らなくてはいけなくなりました。
脳外科、消化器内科、循環器内科の3つにアプローチしなくてはいけなかったのです。
一応、話はしてもらえてたようで、受付時にはすんなりと次の日の目の術後確認の時間前後で時間を取ることが出来てホッとしました。

さて、退院した次の日に、術後チェックのため、再度病院へ。
その日のうちに結果の結果を受けて帰宅の予定。
なのに、朝9:30から始まり、家に帰ったのは夕方の16時くらい。
退院したのに、一日病院にいたことになります。
なってこった(パンナコッタと合いの手を打ちたくなりますが・・・)

仕方ないことだと割り切って、その日一日は我慢してもらいました。
検査の日時を決めるための時間でしたが、本人を蔑ろにして話を進める気はないので、義母と義妹にも来てもらい、検査や結果などを聞いてもらいました。
義母は聞いてもすぐに忘れてしまうし、義妹は聞いても分からないということでしたが、それでも一緒に居て聞いてもらったというのがポイント。
隠すことはないということ、もちろん義母本人にも、義母の面倒を見てくれている義妹にも隠す必要などないので。

白内障の手術はうまくいきましたが、黒目も霞んでいて、そちらは回復しないようで、明るくは見えるけれども、はっきりとは見えない。
とはいえ、放っておけば失明は免れない。
見えないままの手術で、本人はただただ入院させられて、血糖コントロールのせいで、間食も出来ず、いきなり朝昼晩+寝る前の4回の血糖値測定とインスリン投与になって、さぞかし嫌な思いをしていると思っています。

間食出来ないのは辛い・・・
冷蔵庫に残っていたチョコレートの包み紙が義母の部屋のごみ箱に捨ててあったと義妹から聞いた時は、正直こちらのミスだ・・・と思いました。
血糖コントロールを義母は糖尿病を患ってから一度もしていないのです。食事制限もほとんどしていなかったと思います。
ただ、年齢を重ねて、厳しい血糖コントロールよりも、低血糖を防いで、のんびりと生きていくことにシフトしていて、そのため間食もあまり制限されてはいませんでした。
そんな義母にいきなり「間食NG」「血糖コントロール必須」「ご飯は1回100g」なんていう厳しさを科すのは、モチベーションアップにはつながりません。
むしろモチベーションダウンです。
なので、少しでもストレスを緩和したく、目の手術が終わるまでという期限付きの「間食NG]だと説明しています。
事実、両方の目の白内障手術がおわったら、大きな病院ではなくかかりつけ医に戻ります。
かかりつけ医の先生は、ゆるやかな血糖コントロールを実践する方なので、間食はしてもいいし、ご飯も食べてよい。
ただ、血糖の上下が激しくならないように心がけることがメインとなるので、義母も少しは楽になるでしょう。

食べたいものが食べれなくなる。
これほど辛いことはないでしょう。
今まで自由に食べていたものを食べてはいけないと言われてしまうことの悲しさはダイエットにも似ているかもしれません。

ただ、義母は全く体重が減らず、現状維持しているので、病院でも家でもしっかりご飯を食べてくれているのだと思うと助かるなぁ・・・と。

今までの生活サイクルは変わっていないので、洗濯機を回す、洗濯物を干す、お米を炊く、湯沸かしポットにお湯を入れる・・・などの行為はいつも気づくとしてくれています。

湯沸かしポットへの水入れが少々多かったり、お米を炊くときに「炊飯」スイッチではなく「保温」スイッチを押してしまったことで、うまく炊けていなかったりと、それなりに出来ないことが増えていきますが、そこをフォローしないといけないと思っています。

結果はどうであれ、自分で動くということを「出来ないだろう」といって止めたくはないのです。
気づいてくれるということは、それだけ日常生活を営む力があるということなので。

ただ思った以上に作業が出来なくなっていることもあるので、後でのフォローや途中での確認は必要になってきます。
義母にとって嫁からの指摘はとても嫌な感じになるでしょうから、義妹に伝えてもらうようにしています。
夫からでもいいのですが、夫の声が低いので、義母に伝わりにくく、夫の口調がきついとそれだけで義母が委縮してしまいます。
義母には自分が出来ることは自分でしてもらいたい。
トイレもお風呂も自分で入れている状態だし、寝るのもベッドではなく布団で、布団から起き上がります。
出来る限りのことを、出来る限りで。
義母に臨むことはそれだけかもしれません。

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