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AppleのAirTagは、役立つのか? ①海外旅行編

「見つける天才」 これは、AirTagのAppleの日本語サイトのキャッチ。
本家のUSサイトのキャッチは「Lose your knack for losing things.
直訳すると「物を失う才能をなくしなさい。」

コピーが面白い!で、使い勝手は?

私は、AirTag4つを運用しいてる。
家のキー、財布、車のキー、自転車。
すべて、紛失防止というより手元に見つからないとき、どこにあるのか探すため。

このデバイスを利用する上で注意する点。

このデバイスは、盗難防止や盗難にあったものを探す為のものではないと思う。
身の回りから離れるとiPhoneにアラートが表示されるが、即、警告音が鳴るわけではない。これは置き忘れで役立つアラート。
盗まれたら、おそらく盗人はこのデバイスを即捨てるだろう。盗人がiPhoneを持っていたら、そのデバイスを隠していてもバレてしまう。

そもそもAirTagの仕組みとは?

このトラッキングデバイスは近くにiPhoneがないと役立たない。それは誰のiPhoneでもよい。
AirTagの近くの誰かのiPhoneに暗号化されたトラッキングデータがBluetoothを通してiCloudのネットワーク網に載っかり、持ち主へその場所を知らせるシステム。

海外旅行では役立つのか?

海外旅行における一番の不安はなに?
怪我や病気?犯罪?盗難?どれも不安だが、まずは出発から確認を繰り替えすパスポートの所持だと思う。

パスポートケースにAirTagを入れておけばひとまずは安心できる。
そのケースがカバンの底に隠れていても、それが家にあるのか手元にあるのかiPhoneの「探す」アプリで音と地図で知らせてくれる。

これは、海外においても同様で、宿にあるのか持ち歩いているのか確認できる。確認できるだけもかなりの安心感を得ることができる。この不安の解消が一番役立つ使い方と個人的には考えている。

カバンや荷物に取り付けた場合は?

搭乗時に預け荷物やカバンに付けておけば空港に到着後、自分の荷物が今どこにあるのか確認ができる。ただし、上記でも記載した通りAirTagは、近くにiPhoneとネットワークがないと反応しない。なので、空港間の移動の場合は、この確認には時間がかかる上に正確な情報が伝わらない。現地に到着しても荷物は、まだ国内の空港と表示されることがある。ただ、ないより安心はできる。

少しでも不安を減らしたい海外旅行。個人的には、Tagがあるとないとでは安心感は全然変わってくる。特に海外でのパスポートは外国人なら携帯の義務があるが、毎回持ち歩くのも不安なので宿に置いたり、両替やSIM購入にはパスポートが必要だったりと状況によって絶えず保管方法が変化する。そんなときにこれがあると安心する。

置き引きや盗難にあった場合は?

スリや置き引きなどにあった場合、盗人がAirTagに気づいていなければ場所の特定は可能。運良くそれの位置データを確保できれば、警察に相談をすればよい。少なくとも自分がよく行くタイでは、警察はとても協力的だし、真剣に話を聞いてくれる。
警察で相談をして、見つかるかは別だが、高価なもので盗難保険を利用するなら警察の証明が必要な場合があるので、どちらにしろお世話になることになる。

私の経験では、AirPodsの盗難にあい、場所は特定はできたことがある。
AirPodsの場所を探す仕組みはAirTag と同じ。
バンコクの郊外の集合住宅からトラッキングデータが数日間発信されていた。
探しにいくこともできたが、知らない場所だし危険だし、見つかるとは限らないので諦めた。

iPhoneでのAirPodsの位置情報

ちなみに、AirTagが発信する位置情報のスクリーンショットも盗難証明に役立つ。
※これについては保険会社によるので自己責任で調べてください。

まとめ

心配性の私にはなくてはならないものだし、海外旅行は一通りの対策をしたあとは、後は運任せと考えているので今後も使い続けたい。
AirTag2の噂もあることから、もっと使い勝手は良くなると思います。

おすすめケースの解説を別の機会でお話したいと思います。




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