14歳の女子中学生に現金3万円で児童買春 実刑3年
14歳の女子中学生に現金を渡し性交したとして、公立中学校の元教諭の男に懲役3年の実刑判決が下った。(参照)
元教諭の男は中学生と性交しただけでなく、その様子を隠し撮りしていた。しかも8か月の間に当時14歳から18歳の少女4人に同様の行為に及んでいた。
児童買春の罰金と実刑
児童買春で事件化された場合、単発の事件、たとえばホテルから出てきたところを警察官に職務質問されて事件化したようなケースでは、余罪がなく初犯であれば罰金刑で済むことが多い。
一方、今回のケースは性交の様子を隠し撮りしていたことで児童ポルノを製造した罪が加わる。隠し撮りしていたことで相手の処罰感情が強ければそれも考慮される。さらには、少なくとも4人を買春していたことで常習性もある。
裁判で悪質性と常習性が強いとみなされると実刑もありうる。児童買春は厳罰化が進んでいるので実刑の判決は増えるだろう。
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