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カンボジアの入国条件まとめ(2020年9月1日版)

2020年9月1日(火)、カンボジアの新型コロナウイルス感染者数は274人、治癒者数は266人となっています。
カンボジア政府は新型コロナウイルスの水際対策を2020年8月4日に変更したので情報をまとめてみました。日本からカンボジアへ入国する際、離発着はプノンペン国際空港のみです。アンコールワットのあるシェムリアップ国際空港は国際路線を休止しています。

【空港での水際対策】
・観光ビザ、e-visa、アライバルビザの発行停止など入国制限が行われています。
・カンボジアへの入国者全員にPCR検査が実施されています。
・乗客の中に陽性反応が確認された場合は、同一フライトの乗客全員が施設で14日間の隔離措置となります。
・隔離中の宿泊先はカンボジア政府が指定する施設(ホテルなど)となり、宿泊料等は全て自己負担となります。

[空港で提出が必要な物]
・カンボジアへ向けて渡航する72時間前以内に発行されたPCR検査の陰性証明書。
・海外のカンボジア大使館・総領事館等で取得したビザ。
・カンボジア政府が発行する「支払い保証証明書(Validation Certificate on Payment Guarantee)」または「招致証明書(Validation Certificate on Invitation)」。
※カンボジア国内にある企業が専用サイトまたはカンボジア開発評議会カンボジア保健省からオンラインで申請ができます。
・カンボジア到着後の隔離期間中に滞在するホテルのオンライン予約書類。
※指定ホテルはSokha Hotel Phnom PenhTIAN YI International Hotel。出発の3日前に要予約。

[招致証明書を取得した場合] ※支払い保証証明書取得時は不要です。
・新型コロナウイルスに対応するFORTE保険会社の保険($90)に加入します。
・ホテル費用、PCR検査費、空港からホテルへの移動代等のデポジット($2,000)を支払います。

[「支払い保証証明書」または「招致証明書」を取得しない場合]
・「空港で提出が必要な物」に加えて下記の支払いや提示が必要となります。
・ホテル費用、PCR検査費、空港からホテルへの移動代等のデポジット($2,000)を支払います。
・カンボジアでの滞在期間をカバーし、治療費の補償額が$50,000以上の保険証書の提示が必要です。
・新型コロナウイルスに対応するFORTE保険会社の保険($90)に加入します。

[注意点]
・同じフライトの乗客全員が陰性の場合、自宅等での14日間の自主隔離が求められます。隔離13日目に再度検査が必要です。
・空港でのPCR検査の結果を待つため、指定ホテルで1〜2日ほど待機する必要があります。

9月1日時点では「招致証明書(Validation Certificate on Invitation)」を取得してカンボジア入国された方が複数名おり、現実的な入国方法だと思われます。

急な変更もありえますので、詳細は在カンボジア日本国大使館カンボジア日本人会をご確認下さい。

【参考】2020年5月26日時点の入国制限




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