ビタミンA過剰1年体験

A過剰で何が起きたか

主だった症状は鼻血の頻発、唇など粘膜の荒れ。
その他、皮膚がむけやすいなど、A過剰で総じて代謝が過剰に促進される模様。
視力、特に老眼は過剰状態で一時的に改善されたが、過剰状態が解消されるとほぼ元に戻った。

A過剰になると鼻血はかなり出やすくなるのでこの時点で気が付きやすい。
大抵、唇の荒れも同時に出る。
A過剰継続中は肝機能の数値もかなり悪化したが、ナイアシンの可能性もあるので関連は不明。
ただし、A過剰の解消で数値が大幅に下がった事と、採血前数日のナイアシン中断は毎回やっているので、個人レベルではそれなりの関連はあったと考えている。
肝機能の数値が悪いと医者の介入や職場報告で面倒なため、そうした事態は避けるに越したことはない。
理解のない人にわざわざ説明や説得をして自分からトラブルを起こす必要はないからだ。

Aをどれくらい取ったか

過剰になる前は25000~50000IUを毎日1年。
過剰になってから1年間25000IUほぼ毎日1年。
最初はD過剰かと思ったが、Aだった。
一般的な常識からすれば相当な摂取量だが、症状としてはせいぜい上記程度。
突発的な鼻血は服が汚れたりするので生活上困るが、その程度だ。
急性症状はもっと大量に取らないと起こらないだろう。

1年のA過剰後、半年程度開けてA25000IU再開ですぐ過剰症状。
10カ月経過後、A25000IU再開で1週間程度で過剰症状。
どうやらAの吸収率がかなり高い体質らしい。
子供の頃は傷の治りが早かった記憶がある。
肝臓のA貯蔵量は80万IUくらいらしいのでほぼ上限値まで溜まっているという事になる。

プロテイン量が十分であればA過剰は抑えられると思ってたが、何事にも限界はあるようだ。
数か月期間を空ける必要はあるが、自分の場合A25000IUなら週に1回くらいでもいいのかもしれない。
あるいは、βカロテンならA過剰にはならないはず。
購入したビタミンAを期限内に使い切るのは難しそうだ。

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