Manduka Black Mat

RYT200を受ける直前から少しずつアシュタンガの練習を始めていた。夫のトレーニングマットを借りて。なんとその厚さ10㎜!密なマットじゃなくて空気含んでるふわふわ軽量タイプ。ウッティタハスタパーダングシュターサナやアルダバッダパドモッターナーサナで足元がグラついて、しょっちゅうひっくり返っていた。見かねて夫が「チャンチャン誕生日だったしヨガマット買ってあげようか?好きなの教えて」と言ってくれた。

真っ先にブラックマット!と思ったのだけれど、頭の中で卑屈なチャンチャンが「プロじゃないのにプロってwwwしかも最上級のwww」と嘲笑したもんで、ちょっと控えめにプロライトにしてみた。お店の人も「厚みと重さ以外そんなに変わらない」と言っていたし、今の自分にはこれがちょうどいいと思った。

あるときスタジオで練習していたら、レンタルマットの幅が広いことに気がついた(たぶんヨガワークスのプラネットサダナ)。手をつく位置、少しひろげたらジャンプスルーが普段より安定する。幅でこんなに変わるんだーと思ったらググらずにはいられない。

あ、マンドゥカもプロは幅広なんだ…。
その頃既にプロライトは私の相棒。おろしたてのときは随分世話が焼けたけど、表面加工も取れてかなり安定してきていた。夫からのプレゼント。いろんな感情と共にあるマット。でもごめん、幅が欲しい。

「セカンドに進んだら買おう。プロライトは持ち運び用にしよう」

そう思ったのに、思ったよりスーンと進んで買う意気込みも燃え上がらないまま、対面クラスではまた一つ進んでしまった。今世でサードに進む気はしないのでサードに進んだらとも思えない。これは「練習を目的にすべからず」というお告げなの?こういうときしばしば橋本の「時はきた。それだけだ」っていう一言が頭をよぎる(プロレスネタだけれど超ヨガ的だと思っている)。私にその時は訪れるのだろうか。

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