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14歳、橋本病と起立性調節障害

よくある話ですが、中学生になってから朝起きれない日が多くなり、たぶんそうだろうなーと思いながらついに中2の最後にずっと通ってた小児科で診断がおりました。
起きれない事に伴って体の不調が続くようになり、小児科と総合病院を行ったりきたりしていた中、総合病院の問診で橋本病が見つかり、そのあと起立性調節障害の診断を受け何が何やらわからなくなってしまいました。

起きれないのは病気のせいだったのか?

そういう病名がつくと何故かほっとするわたしと娘。
病気なのにほっとする?何この感覚?
そうなんです、不登校予備軍としては病名がつくと安心するんです、たぶん。
それとわたしだけの感覚なんですが、最初は遅れてでも連れて行っていた学校を親の仕事やらで送っていけなくなった瞬間に不登校になるんだなーと痛感しました。本当に行けなくなってしまった人もいるとは思いますが、うちの場合はそうだなーと。

で、も、たぶん本当の病名は自律神経失調症だと思います。

ピアス開けたい、昼夜逆転、ダイエット
自傷、不眠、食欲不振
こういう事ですよ。
中3になってからは3回しか学校に行けてません。

ここからが本題。
そうなった娘自体本当に辛いと思うし、しんどいと思います。まだまだ子どもなのにこんなに苦しい思いをしているんだなーと思うと心臓をえぐり取られる思いです。でも親も同じくらいしんどいんです。
子どもの心配をしつつ、自分の気持ちを保つ、仕事もしなくてはならない、学校との連携、子どもの将来のこと、普通じゃなくなったという固定概念との戦い。
普通じゃなくなった。そんなことはないんだと思うのに時間がかかりました。世の中にはいろんな事情で学校に行けなくなった子がたくさんいて、その子達が普通じゃない事はないし、大人になるとそんなにこだわることがないんだと思うんですが、実際自分の子どもがそうなると普通じゃなくなったと思うんです。なぜか…。

しかもうちは中3の受験生。
本人は通信制高校に行きたいと。朝起きれないから全日制にはたぶん通えないと思う。ダンスもしたいし、女子のごちゃごちゃにはもう巻き込まれたくないし、人の悪口を聞くのも嫌、好きな格好で学校に行きたい。全部めんどくさい。
これが娘の言い分でした。
これにわたし自身が納得するのに時間がかかりました。
この日から通信制高校の資料を集めネットも全てチェックして1つずつ気持ちの整理をしました。

ある日の夜、娘がわたしの部屋にある通信制高校の全てのパンフレットを持って部屋に帰る姿を見て、涙が出ました。
と同時にわたしの覚悟が決まりました。

まだまだ中3始まったばかりです。今週末は修学旅行、結果どうなることやら。

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