私が在宅ワークを選択する理由
今までは、家にいることがあまり好きではなかったのだけど、気づいたら在宅勤務に惹かれていた。
外に出ることで、気持ちもシャキッとするし、プライベートと切り替えがうまくできると思っていたけど、結局私は家に帰ってきても、引きずってしまう性格と自覚し(社会人10年目で向き合えた)、じゃあ家でもいいじゃんとなった。
実際、転職して完全在宅の仕事をしているのだが、そこで気づいたことがいくつかある。
自分と向き合い、
出来ないことや苦手なことを無理にしなくても、歯を食いしばってまでやらなくてもいいと思えた時から、
自分の望む方向に心が向いていたのかもしれないと思った。
なぜなら、今の自分のライフスタイルや目指す姿に近しいからだ。
在宅をしてよかったことはいくつかあるのだが、
・通勤をしなくてもいい
これは実際、ありがたいと思う。
正直、雨は低気圧のこともあり、体の調子もすこぶるわるくなってしまう。
雨の日も交通機関を気にしなくていいし、そういう天候に左右されないところがいい。
バスや電車が遅れるかもしれない、それを逆算して家から出る必要もないのだ。
他にも、
・気張った全身コーデをしなくてもいい
・靴もいい感じのデザインのものを買わなくてもいい
・化粧品も、アクセサリーもたくさんの種類を用意しなくてもいい
・可愛い化粧ポーチ、バッグを買わなくてもいい
という今まで散財していたものを、
そこまで買わなくなったし、お店のディスプレイを見ても、欲しいなと思わなくなった。
どうしても、
見られる意識として清潔感プラスアルファのことが必要だし、
常に自分がご機嫌になれる、気分の上がるアイテムは手放せない。
同時に、相手のことを見て、その人が持っているものも目についてしまう、そこから欲しいが沸き上がるのもすごくわかる。
といったように、出費が減ってきた。
結果
・ユニクロかGUの値下げのタイミングで購入して、トップスを色物や襟にデザインのあるものに。
ボトムスはカーゴパンツやワイドパンツなどゆるっとしたコーデにしている。
・靴はスニーカーで、パンプスは手放した。
・化粧品もアイシャドウのカラーを厳選して、微妙なものは手放した。
・ポーチやバッグもほとんど売って、お仕事用のバッグはお気に入りの1つだけに絞った。
こうやって同時並行として、断捨離と出費を抑えることに成功してきた。
あと、在宅勤務で意外だったこととして、
自分の性質にあっていると思った。
HSP気質ではあると思っていたけど、前職でバリバリ営業をしてきたため、正直あんまり認めたくはなった。
けど、そんな自分もOKと思いながら過ごしていると、
こういうところもあった、そっか、在宅でよかった、と気づいた。
例えば、
・昼ごはんどこで買おうか(飽きたかも)、誰と一緒に行こうか、でもこの今日はゆっくりお昼出来ないかも、、
・心配事が多くて、時間や持ち物の確認も何度もして、何か1つでも忘れてたら、電車で動悸が止まらなくなった。
・お手洗いのことも考えて、お水を飲むペースや量も気にしてしまい、体がしんどい時もあった。
・会社ですれ違う時でさえ、人の目を気にしていることもあった。
こういう、人との距離感に敏感だったことを思い出し、
世間でいう些細なことを気にせず、お家で集中できていると思う。
そのほか、
夕飯の買い物もスムーズだし、帰り道疲れてコンビニ衝動買いもない。
おかげで夕飯を手間をかけて、栄養あるものを作れる。それは幸せの一つだし、健康でいるためにも、欠かせないこと。
PC閉じてすぐ家事ができる、って最高だなと思う。
会社に全身全霊をかけていた自分ではなく、
半身で仕事に向き合えている自分がいて、それは望む姿の一つだと思う。
在宅勤務は、
物理的なこと、時間の制限についてだけでなく、
生き方やライフスタイルにも関係してくる話だなと、改めて感じた。
ていねいな暮らしをしたい、と思っている私にとって、
今は、この働き方が、
あっているのだと思う。
皆さんの毎日も、ハッピーで、穏やかに過ごせますように。
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