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M1Pro/MacbookProとFCPXで編集し、iPadProで鑑賞するなら、HDR撮影&H.265(HEVC)書き出しが綺麗!!

動画はSonyのαシリーズで撮影することが多く、以前はSDRで撮影・編集していましたが、ZV -E10を導入してからは、ピクチャープロファイルをPP10(HLG2)に設定してHDRで撮影・編集をしてます。
私は、室内でペットを撮影することが多いのですが、室内は窓からの日差しと部屋の奥の薄暗がりと意外に明暗差が多くSDRだと白飛びすることが多いので、HDRで撮影することで白飛びがかなり抑制できています。

Final Cut Pro

機材とソフトは、M1Pro:MacbookProとFinalCutProXを使用してます。
FCPXはApple純正の動画ソフトだけあって、M1Macで使用すると非常に快適で、10bit/4K/60fpsの重たい動画ファイルでも快適に作業できます。
編集した動画は、これまではH.264で書き出していました。しかし、10bit/HDRの素材をH.264で書き出そうとすると、FCPXから「HDRコンテンツを8bitコーデックを使用すると、ビデオの品質が低下することがあります」と警告が出るので、最近はH.265(HEVC)で書き出しています。

なお、H.264で書き出すとファイルサイズが大きくなりますが、圧縮率が低い分、画質はH.265よりノイズは少ない印象を受けます。
しかし、書き出し済みのH.264とH.265をiPad Pro上で見比べてみると、H265の方が発色など全体的に綺麗な印象を受けます。。
下はH.264です。全体的にやや燻んだ印象が残ってしまいます。

H264

こちらはH265です。H264と比較すると全体的に発色が綺麗です。
(右側の赤を見比べてみてください)

H265

FCPXでH.265で書き出そうとすると「ファイルを書き出す」の「設定」で「Appleデバイス」を選択し「HEVC」を選択する必要があります。Appleデバイス向けの書き出しなので、これが影響してiPadProでみると、より綺麗に見えるのかもしれません。

いずれにしろ、10bit/HLGの動画を素人が編集するには、まだまだ勉強することが多そうです。

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