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Colombia Morning Mist Tea(コロンビア モーニング ミスト ティー) ―スコーンの隣は譲れない

日刊の記事では既に挨拶しているので重複致しますが、あけましておめでとうございます。今年も紅茶の連載を続けて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。


 突然だが、スコーンは好きだろうか。個人的には紅茶をよく飲むようになってから、好んで食べるようになった。以前も嫌いではなかったが、クッキーでもマフィンでも良いという考えで、大した思い入れはなかったのだ。今回のColombia Morning Mist Teaは、TWGが公式でスコーンに合う茶葉として紹介している。

 香りや味はミルクティーにすると美味しい紅茶のアッサムに似ており、ストレートだけでなく、牛乳を入れても合いそうだ。尖った個性のない、穏やかな味わいと言える。ちなみに、残った紅茶を冷蔵庫に入れてアイスティーにしてみたところ、ホットと変わらない爽やかさのある味だった。今の日本は寒いと思うが、冷やして飲むのも良さそうだ。
 早速スコーンに合わせてみると、バターの後味をすっきりさせる効果がある印象だ。キャラメルの味がするHuate Couture Teaや、揺るぎない香りを持つCoconut Teaのように、焼き菓子とぶつかり合うことでマリアージュが成立するタイプではなく、寄り添うような味わいが楽しめる。また他のスイーツでも、シンプルな物であれば相性は良さそうだ。冬季限定のチョコレートがかかった源氏パイと合わせてみたところ、さくさくとした軽やかなパイとチョコレートの甘さがぴったりだった。


 名前のColombia Morning Mist Teaを正確に訳すと「コロンビアの朝霧の茶」となり、秋の季語である朝霧が入っている。しかし、今の時期に朝と言えば初日の出だ。新しい年に飲むのにも丁度良いかもしれない。量り売りでの販売のみだが、スコーンとのマリアージュを楽しんでみてはどうだろうか。

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Colombia Morining Mist Teaの量り売り。

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