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Number 2 Tea(ナンバー ツー ティー) ―2番手ではありません。

 以前、Number 1 Tea(ナンバー ワン ティー)を紹介した。今回は続きの番号であるNumber 2 Tea を取り上げたい。断っておくと名前に含まれる数字は通し番号であり、順位を付けているものではないようだ。様々な名前が付いた茶葉があるにもかかわらず、なぜ一部のフレーバーには数字しかないのか不明ではあるものの、面白い紅茶であることには変わりない。

 紅茶と緑茶がブレンドされており、今までに紹介した中で言うとLu Yu Tea(ルー ユー ティー)と似た配合と言えそうだ。緑茶が入っていることにより、水色も少し黄みがかった薄めになっている。ただ、Lu Yu Tea(ルー ユー ティー)のようなスモーキーフレーバーではないため、結果的にはかなり違う茶葉だ。

 香りとしては、焼き菓子を彷彿とさせるような少し甘味を感じる仕上がりになっている。味わいは甘味と紅茶が最初にやってきて、最後は緑茶の爽やかさが吹き抜ける印象だ。少し複雑な構成のため、飲み方はストレートがおすすめだ。他の飲み方は試していないが、あまり合致しないと想像する。

 一緒に食べるなら、焼き菓子がおすすめだ。個人的に合わせた中で言えば、エクレアの相性が抜群だった。濃厚なチョコレートとクリーミーなカスタードが甘い紅茶の風味とぴったりな上に、Number 2 Teaの緑茶が後味を爽やかにしてくれるのだ。恐らく、しっかりした味のチョコレートケーキやドーナツ等のはっきりとした個性を持つ菓子がペアリングに良いのだろう。

 食事系の料理を合わせる場合も同様に、パンチの効いた味が良いと推測する。個人的に合わせた中では、ふんわり仕上げたオムレツのオープンサンドが結構良かった。フルーツやチョコレートの香りが付いていないタイプの紅茶なので、食事と喧嘩することはあまりないようだ。

 Number 2 Teaは、茶葉の量り売りでのみの販売となっている。名前から味が想像しづらいこともあり、あまり最初に手を出そうと思うタイプのフレーバーではないと思う。逆に、何種類か既に試したことのある人の方が、発見があって面白いかもしれない。


No2 Teaが入った缶(容器は別売り)。

No2 Teaと同じく緑茶と紅茶がブレンドされたLu Yu Teaの記事はこちらからどうぞ。

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