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【超初級編】業種の探し方

所要時間:約 5 分で読めます


「自分に合う仕事がわからない」
「そもそも世の中にどんな仕事があるかわからない。」


こんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
新卒ならまだしも、フリーターや未経験から就職活動を始めるとなると、
就職活動の進め方を教えてくれる方は中々いません。

そこで今回は就活の知識がなくても始められる最も簡単な仕事の見つけ方をご紹介します。


仕事探しは見つけるのではなく削っていく作業


仕事探しの際に重要なことをまずお伝えします。
それはピンポイントで自分に適した仕事はないと言うことです。

実際にほとんどの仕事は経験してみてはじめて良し悪しがわかります。
どんな仕事でも想像と現実の間にギャップは生まれます。

そのため未経験から仕事を始める場合はまず経験を積んでみるという
意識で始めるのがおすすめです。

その際にポイントとなるのが自分に合った仕事を見つけるのではなく、
自分に合わないと思う仕事を削っていく点です。


ホランドの六角形モデルで優先順位づけ


そこで役立つのがジョン・L・ホランドの六角形モデル(RIASEC)です。

ジョン・L・ホランドの六角形モデル(RIASEC)とはパーソナリティ(個人の職業興味)と環境(職場の環境)のタイプを6つに分類し、個人と職場のマッチングをはかる六角形モデルのこと。

六角形モデルは下記のような感じです。

タイプはそれぞれ6種類あります。

①現実的タイプ(Realistic) → 物や道具を扱うことを好み、秩序や組織的な活動を好む。技術関係の仕事に向いている。
②研究的タイプ(Investigative) → 数学、物理、生物などに興味があり、好奇心が強く学者肌。物事の分析、意見を明確に表明する。
③芸術的タイプ(Artistic) → 慣習にとらわれず、創造的。繊細で感受性が強く、独創的な発想が得意。創造的な職業を好む。
④社会的タイプ(Social) → 対人関係を大切にし、教育、人の援助などの仕事を好む。社会的な活動にも積極的。
⑤企業的タイプ(Enterprising) → リーダーシップを取り、目標達成を好む。説得を得意とし、野心的な活動を好む。
⑥慣習(習慣)タイプ(Conventional) → データなどの情報を体系的にまとめるのが得意。責任感があり、緻密な活動を好む。

実は本来ホランドの六角形適職を探すための診断ですが、、、

ここでやって欲しいのは適職を探すことではありません。
この理論をもとに六角形の中で「自分に合わない」と感じる領域を
削っていってください。


なお合わないと感じる基準は

①精神的なハードル
②身体的なハードル

の2つの考え方がおすすめです。

上の画像では領域に当てはまる職種を紹介しています。
各領域と職業を照らし合わせて考えてみてください。


領域を絞ったら興味のある仕事を調べる


領域は2,3個に絞るのがおすすめです。
領域が絞れたら、次はいよいよ仕事を調べます。

「〇〇(職種)+未経験」で調べるのがおすすめです。
職種名だけでは経験者の情報も出てきてしまうので、
調べる際は必ず未経験を入れましょう。

最近は企業もSNSに力を入れているので、
Googleで求人を読むだけでなくInstagramやYoutubeで調べてみると、
作業風景も写真や動画で見ることができるのでおすすめです。

なお大企業よりも中小企業の仕事を調べてみると分かりやすいです。
調べた中で特に「自分でも続けられそう」だと感じた職種を絞り、
求人を探してみてください。