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『アート界の#metoo#私たちは驚きません』ビラ配りプロジェクト

映画監督であり、女優の水井真希さんは、2017年ビリーブキャンペーンの頃から明日少女隊でも活躍されていました。訃報を聞き、隊員一同ショックを隠しきれません。

水井真希さんは、広辞苑キャンペーンの写真作品のモデルとして出演したり、「慰安婦」のパフォーマンス「忘却への抵抗」にも応援メッセージを寄せてくださりました。


広辞苑キャンペーン

水井さんは映画監督として、日本で実際に起こった連続少女暴行拉致事件をもとにした映画『ら』を制作しました。水井さんはその事件の被害者の一人であり、声を上げるべく自ら監督となり、被害者の苦しい胸の内をリアルに描きました。水井さんは「あなたは何も悪くない」というメッセージを発信し続けました。


映画「ら」

明日少女隊は、水井さんへの追悼・連帯するために2017年の『アート界の#MeToo #私たちは驚きません 』というアート業界のセクハラや性暴力をなくすために行ったプロジェクトをもう一度実施することにしました。


このプロジェクトは2017年のハリウッドでの#MeToo運動に続き、大手アート雑誌『Artforum』発行人がセクハラ告発により辞任したことを受けて、ニューヨークの女性アーティスト団体 We Are Not Surprised (WANS) は「#NotSurprisedの公式書簡」と「セクシャルハラスメントの定義」を発表しました。これらの文書はアート業界の搾取や男尊女卑の構造を批判しています。明日少女隊はWANSにこれらの文章の翻訳を依頼されたことをきっかけに、ウェブマガジンhoneyhandsと共同でビラをデザインし、日本全国の美術大学や美術館、ギャラリーに配布しました。

今回は水井さんへ追悼・連帯するために、全国のシアター、映画館、映像・映画に関わるスペースに「 #私たちは驚きません 」と「セクシャルハラスメントの定義」の2種類のビラを配るプロジェクトを展示期間中に行うことに決めました。

ただ、私たちは全国の映画関係の施設をあまり知らないので、ぜひみなさん、ビラ置いてほしい施設をSNSのDMで良いので教えていただけないでしょうか?

また、うちの施設にビラを置けるよという映画関係者のみなさん、必要なビラの枚数を添えてぜひ、ご一報ください。すぐに郵送します。

観客の皆さんにはパフォーマンスの一部として、展示会場でビラ配りの準備に参加していただくことにしました。ぜひご参加ください。

担当者連絡先:林芙美子 f.hayashi@ashitashoujo.com



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