住むところが見つからない人のために
住む場所が見つからない!
「地域で暮らす」と決めた後に必ず出てくる問題は、”では、どこで生活するか”です。
自宅がある人や家族の家で生活をする、という人はよいのですが、一人暮らしをするとなった場合、様々な問題が出てきます。
保証人が見つからないことで部屋を借りることができなかったり、障害の内容によっては、家主から拒否されたりすることもあります。
これでは、せっかく本人が地域で暮らすと心に決めても、スタート地点でくじかれることになってしまうのです。
そこで生まれたのが住宅入居等支援事業(居住サポート支援)です。
家主が安心して受け入れてくれるために
住宅入居等支援事業は、賃貸契約による一般住宅への入居を希望しているが、保証人がいない等の理由により入居が困難な障害者に対して、入居に必要な調整等にかかる支援を行うとともに、家主等への相談・助言を通じて障害者の地域生活を支援します。
特に障害者を受け入れたことがない家主としては、障害のことをよく知らない、いろいろと問題が起こった時に対応ができない、不安がついてきます。
そのため、入居に二の足を踏んでしまうことも、仕方がないといえるでしょう。
入居を希望している人のことをきちんと知り、フォローがあることを理解してもらうことが、入居支援ではとても大切になってきます。
あんしん賃貸支援事業との連携
また、国土交通省が行っている、障害者の他、高齢者や外国人、子育て世帯を対象とした入居支援事業である、あんしん賃貸支援事業と連携して、より受け入れがスムーズになるように支援が行われています。
様々なサービスを活用して、安心して住むことができる場を確保することが、地域生活を送るうえで、最初の第一歩です。
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