今日も娘らしく
保育園に娘をお迎えに行くと、先生から毎日「その日の娘がどんなだったか」を教えてもらっている。
連絡帳アプリにも細かく書いてくださっているのだが、口頭で伝えられるとやっぱり安心する。
娘のことをちゃんと見てくださってるんだなーと感謝の気持ちでいっぱいになるのだ。
あと単純に、親とは違う大人の目線で娘の様子を聞くのが楽しい。
今日は、終日雨だったので、園内で過ごしたらしく。
「マットを敷いて、リトミックをやったんですよー」
「へぇー」
「年長さんのお兄さん、お姉さんも一緒だったんですけど、〇〇(娘)ちゃん、マットにじーっと座って見てて」
「ふんふん(なんか、想像つく・・)」
「一緒にやるー?って聞いたら、やらないって(笑)」
「えー(笑)。様子をうかがおうと思ったの?(と娘に聞いてみた)」
私が問いかけると、娘は「えへへ」という顔をした。
「あ。今日ね、〇〇(娘)ちゃんのこと、コチョコチョしたら、その顔で笑ってたんですよー」
そう言って、先生は娘のことをギュッとしてくれた。
「かわいい顔ー♡」
娘はニヤッとしてた。
照れたような、何か言いたそうに笑った顔。
すこしずつ、娘が保育園に慣れてきてるのがわかる。
先生たちも良くしてくれてるんだと思うし、娘自身もきっと頑張ってるんだなぁ。
コップ飲みもいつのまにか上手になってるし。
「うんちしたー?」って聞いたら、たまーに「んち!(うんちした!)」と教えてくれる。
語彙が増えたり、出来ることが増えているのは、やっぱりいろんな人に交わっているからだと思う。
直接コミュニケーションを取っていなくても、同じ空間にいるだけで、同年代の子たちからも少なからず影響を受けているんだろう。
親以外の大人が娘を表現するとき。
「シャイだね」
「おとなしいねぇ(お利口さんにしてるね)」
とよく言われる。
初対面の人に会うと、娘は「スンッ」とした顔をしてるからかもしれない。
生後6ヶ月くらいの頃、近所の子育てサロンによく通っていたが、そこで出会ったママさんには「泣き声、かわいい!」とよく言われた。
他のママさんからしたら、娘の泣き声はギャン泣きのうちに入らないらしい。
みんな、それぞれ「違う」だけ。
どの子もみんな、それぞれ。
だからどう、ということでもない。
私は、先生から「誘ったけど、娘がリトミックをやらずにみんなの様子を見てた」という話を聞いて、娘っぽいなーと思って、なんとなくホッとした。
無理にやらせない先生にも。
やりたいわけじゃないから、やらなかった娘にも。
給食は「今日もおかわりしました」とのことなので、欲しいものは欲しいと言えてるみたいだし。
自分の意思を人に伝えられる娘に、すごいなぁと思っている。
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