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あしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouse

こんにちは。あしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouse担当です!
3月17日にあしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouse第2回が開催されました!

改めてclubhouseイベントについてや第2回の内容について紹介していきます!🏃‍♀️

「あしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouseってどんなことをやっているの?」という方や、「参加できなかったけどこのイベント気になってた!」という方に向けての記事です。第2回のテーマである「原体験のつくり方」についてもまとめているので是非ご覧ください。

あしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouseとは?


あしたの寺子屋創造プラットフォームclubhouseは、毎週水曜日20時30分~21時30分で地域×教育×〇〇をテーマに、地域や教育に興味のある方と、その領域で活躍しているプレイヤーが語り合うことで学んでいくトークイベントになっています。

もちろん、地域×教育×〇〇の〇〇に興味を持った方もご参加いただける内容となっています。

例えば第1回では「教育×コンセプト」をテーマに開催しましたが、教育の領域以外の方でも、事業のコンセプトづくりに関わる方にとって、「あなたらしいコンセプトのつくり方」については参考になることが多かったのではないでしょうか。

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↑第1回「教育×コンセプト~あなたらしさを醸し出すコンセプトのつくりかた~」まとめ

◆日時:3月10日20時30分~21時30分
◆内容:教育に「あなたらしさ」を出すにはどうしたらよいか、あなたと、あなたの周りの生徒達だから作ることができる学びの場や時間をつくっていくためには、どのようなコンセプトを設定していけばよいのか、コンセプト作りのプロから学んでいきました。ゲストには、株式会社あしたの寺子屋のHPを制作して下さったコモノ株式会社の矢野奨さん、株式会社あしたの寺子屋のPurpose・Visonなどのコンセプト作りをご支援して下さった高橋智也さんに登壇してもらいました。

第2回「教育×世界×実践~私だけの原体験、どうやってつくればいい?考えて動く?動いてから考える?~」

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第2回のclubhouseでは教育×世界×実践をテーマに、菊地さん(タイガーモブ株式会社CEO)、船橋さん(トビタテ!留学JAPAN プロジェクトディレクター)大谷さん(インフィニティ国際学院学院長)嶋本(あしたの寺子屋創造プラットフォーム事務局長)の4名の登壇者にお話いただきました!
論点は以下の3つです。
1.フィールドを世界に置く意味
2.動いて考える?考えてから動く?あなたはどっち派?
3.それぞれへのどう考え行動するかのアドバイス

嶋本さんの「地域の子の「自分なんかにできない」「すごい人の話でしょ」という声から、そういった子はどうやって実践を積んでいく中で、一歩をふみだすためのマインドを手に入れることができるのか、またはそのマインドをもってもらう場づくりとは?」という疑問のもと、このトークイベントが開催されました!

1.フィールドを世界に置く意味

コロナウィルスの影響で世界にフィールドを置くことが困難になるなかで、改めて世界で実践し学びを得ていく価値について、お話していただきました。ここでは菊池さんの「フィールドを世界に置く意味」についてまとめています。

菊地さん:
・それぞれの個性を強みとした次世代リーダーを育てていくためには、自分で考え実践していくことが大切で、その点に関して日本でも海外でも場所関係なくその機会を創出できる
・むしろ、サスティナブルな社会の実現など、テーマで機会創出も考えたりするようになった
・オンラインでやるメリットとして、多くのインターンに「試しに」参加でき選択が広がった。忙しい人もインターンと両立できる
・それでも「海外・世界」の軸はぶれないのは、アウェイな環境に身を置くことの方が衝撃度が高いから

あしてらPFトークイベントで聞いてみたいテーマ

2.動いて考える考えてから動く?あなたはどっち派?

この論点ついては、登壇者それぞれの価値観がありましたが、どっちの価値観を持つ人にも参考にしてもらいたい内容でした!以下それぞれの価値観を持つ人、価値観を変える場づくりへのアドバイスをまとめました。


実践に一歩踏み込めない子にはどんなアドバイスを?
菊地さん「ライトなプログラム・同年代のコミュニティを用意する」
海外インターンシッププログラムときくと、実践に踏み込めない子は尻込みしてしまうので、海外と繋いで話を聞くプログラムを用意するなど、最初のハードルを低く設定してあげることが大切。また、「同い年のあの子がプログラムに参加してめちゃくちゃ成長した!自分も!」という隣のあの子現象をつくってあげるコミュニティ形成をする

船橋さん「考えるタイプ・行動するタイプがいるので、考えないで行動する子を集団の先導者にする」

反対に、実践しまくれるけどいざ自分はどこ深めればいいか分からない子は?どうすればよいのでしょう?

菊地さん「振り返り・内省が不十分なのかもしれない」
海外インターンシップ行った人同士の感想・現状のシェア時間を設けて気づきを得てもらうようにしている。また、好き・興味関心を掘り下げようと意識させると同時に、社会や将来に良いことに関心を持てるようなプログラムづくりをしている。

大谷さん「強烈な原体験もあるけれど、自分だけと向き合う余白時間が大事」
都会の子のように塾などでやることがぎゅうぎゅうな状態より、何もなく自分について考える時間がある方がいい。

3.それぞれへのどう考え行動するかのアドバイス

結局、それぞれの価値観を持った子たちがいるので考える派・行動する派のどちらでも、周りの大人のコーチングが大切だというお話をいただきました。以下は、こどもをより良い実践に導くためのコーチングについてのアドバイスについてまとめてみました。


船橋さん「色々な子がいるけど、強引に外にだしてあげるのが大事かもしれない」
こどもは興味関心か危機感でしか動かないけど、こどもは聞いたことだけでそれを判断するしかないので、案外やらせてみると行きたくないって言ってた子も海外にハマることもあった。上手く興味関心引き出しながら、生徒の現在位置に合わせるだけでなく、どんどん引っ張ってあげるのも大切。
コーチングとして、子どもが自分で目標をたてると想定内にしかならないことも多いから、無理はいけないけど、少しそのうえに飛ぶためのコーチングも必要。
失恋から自分を変えようと思った経験があり、やりながらフィードバックもらえる環境に身を置いて、成功体験を積み重ねる環境が大事。

菊地さん「飛んでみたほうがいい!」
自分は、バックパッカー・留学・インターンシップを通して一歩踏み出さないと何も変わらないというマインドを得た。なので、子ども自身で目標をたてると想定内でしかないから、無理はいけないけど、枠の外に出すためのコーチングは確かに必要。

大谷さん「コーチング例として自分は「ゴールなんてつくるな!とにかく旅を続けろ!今決めるより、それからゴールは自然にみつかる」と教えている」

あしてらPFトークイベントで聞いてみたいテーマ (2)

まとめ


子どもが主体的に実践をしていくためには、興味関心を引き出す教育の仕掛けや自分の考えが認められる心理的安全性が確保された環境、コーチング、が不可欠だと思います。そのうえで、やりながらフィードバックもらえる環境に身を置いて、成功体験を積み重ねることで、子どもの主体性が伸びていくように思いました。

登壇者の皆さんは、それぞれの立場からそのような仕掛け・環境づくり、コーチングをされていて、とても参考になりました。
そうした中で育ったこどもは自然に「私だけの原体験」が見つかるのではないかと思います。

考えすぎてしまってなかなか行動的になる原体験もなく悩んでる方も、とりあえず何か挑戦しながらフィードバックもらえる環境に身を置いて、内省しながら成功体験を積み重ねることで「私だけの原体験」が見つかるのではないでしょうか。

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