短編小説「交信を図った」
「だから私は....宇宙人に会いたかっただけなんだって...」
とあるカフェで男女が2人話をしている。男は珈琲を、女はオレンジジュースを飲んでいる。2人とも神妙な面持ちで話をしている。
「だからって…何回言われても納得できるかよそんなの」
「そう言ったってほんとなんだから仕方ないじゃない」
「そんなこと信じれるやつ一体どこにいんだよ。彼女の携帯見たら出会い系のアプリが入ってて、んで他の男から連絡が来てて、なんだこれって聞いたら宇宙人に会いたかった。言い訳するにしてもおかしいだ