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即戦力になる! 新社会人のための会社で活躍するまでの4つのポイント

学校を卒業し、四月から新社会人になる皆様、入社おめでとうございます。
新しい環境に期待いっぱいの方もいるでしょう。
うまく会社になじめるだろうか? ちゃんと仕事ができるだろうか? といった不安がある方もいるでしょう。
この記事では、新入社員が「会社に慣れて、仕事で活躍できる」=オンボーディングするようになるまでのポイントをご説明します。

オンボーディングとは?

オンボーディングとは、新しく入社した人が会社になじんで仕事がしやすい状態になることです。
たとえ専門知識があったとしても、うまくその会社になじむことが出来なければ、スムーズに働くことができません。それでは仕事をすることの楽しさ、達成感、やりがいを感じにくくなってしまいます。
もしオンボーディングが上手くいかないと、メンタルの不調や早期退職といった事態を招いてしまいます。
あなたが会社の一員としてイキイキと活躍したいと思うなら、しっかりオンボーディングしていくことが重要です。あなたが充実した仕事をしていくことは、会社の成長に貢献となるだけでなく、あなた自身の成長にもつながります。

新入社員の育成の流れ


まず、入社式や新人研修が行われます。その中で、会社の方針・期待などを理解したり、仕事をしていくうえで基本となる働き方(勤怠、休暇、コンプライアンス、社会保険等)について身に着けていきます。
その後は職種ごとの教育が行われるのが一般的です。資格取得やeラーニングなどが用意される場合もあるでしょう。またOJT(On The Job Training=仕事をしながらのトレーニング)と呼ばれる、実際に仕事を行いながら、仕事のやり方を身に着ける方法は、よく取り入れられます。

オンボーディングを加速する4つのポイント

1.挨拶と自己管理


  • まずは挨拶です。タイミングよく、明るく元気に言いましょう。積極的に挨拶をすることで、相手によい印象を与え、話しかけてもらいやすくなります。お互いの信頼関係を作るための最初のステップともいえるでしょう。
    「おはようございます!」、「こんにちは!」「よろしくお願いします!」「お疲れ様です!」「(外出や会議から戻ってきた人へ)お帰りなさい!」「(自分が先に帰るときに)お先に失礼します!」などがよく使われます。
    声に出すだけでなく、チャットやメールなどでも使うことができますが、文字で書くときは「!」はない方がいいでしょう。
    また、自己管理が重要です。次の点について注意しましょう。

  • 決められた時間を守る
    遅刻しない。期限を守る。

  • 自分の体調を守る
    規則正しい生活を心がけ、無理をしすぎない。体調が悪い場合は早めに相談する。

  • プライベートを守る
    決められた時間に仕事に集中する。仕事とプライベートの切り替えを行う。

2.報・連・相

報・連・相(ホウレンソウ)という言葉を聞いたことがありますか? 報告、連絡、相談をまとめた言葉で、仕事をしていく上で必須のコミュニケーションを表しています。

5W2H(When:いつ、Where:どこで、Who:誰が、What:何を、Why:なぜ、How:どのように、How much:いくらで)で内容を整理してから伝えるようにするとスムーズです。すべての項目が埋まらないこともありますが、自分が気づいていない点がないかを確認するのにも役に立ちます。

  • 報告
    何か指示をされ、完了したら報告が必要です。すぐ終わらないものなら、中間報告も必要です。もし、どんなタイミングで報告したらよいのか分からない場合、指示した人に確認しましょう。

  • 連絡
    誰かから電話などで伝言を受けたりした場合、それを伝えるのが連絡です。また、自分が電車の遅延などで遅刻したり、体調不良で休ませてほしいなどという場合にも連絡が必要です。連絡の手段は、電話やメールなどですが、早めの連絡を心がけましょう。早く連絡することで、相手は次に必要となる行動を取ることができます。

  • 相談
    何か困ったことが起きたら、先輩や担当者に相談しましょう。一人で悩んでも答えは出ません。これも早めの相談を心掛ける必要があります。遅くなることで、状況が悪化してしまう可能性があるからです。

3.仕事の指示の受け方

仕事を指示された場合は、かならずメモしましょう。一般的にスマホでメモするのではなく、パソコンやノートを使う方が上司には好まれます。
同じ指示や、似たような仕事を指示されることがあると思いますが、過去にメモしてあればそれを参照して行います。同じことを何度も質問しないようにしましょう。
しかし、途中で分からなくなってしまうこともあるかもしれませんね。そのときはそこで立ち止まらずに「メモの通りにここまでやったのですが、分からなくなってしまったので、もう一度説明してもらえますか?」などというのが良いでしょう。

指示内容はQCDの3つの観点で確認しましょう。

  • Quality(品質)
    どのくらいの量や仕上がりの質を求めるのか?  

  • Cost(コスト)
    どのような方法で行うのか? どのくらい時間・手間をかけるのか?

  • Delivery(納期)
    いつまでに行うのか?


さらに成長を促進するモチベーションを上げるためには、この仕事が会社や部門にとってどんな意味を持つのかという仕事の先を考えたり、自分にとってどのような成長の機会になるのかという2点についても考えるとよいでしょう。 仕事が終わったら報告を忘れずに行いましょう。

4.フィードバックをもらう:

自分の行った仕事や、成長について、上司や先輩からフィードバックをもらうことで、自分の成長を実感し、より上達するための課題や改善点などを見つけることができます。 1on1などの面談の時間が設定されている場合は、その時間を活用しましょう。一日の終わり、一週間の終わりといった定期的なタイミングもよいでしょう。上司や先輩が忙しそうにしているときは、避けるようにしましょう。

  1. 目標について確認する

  2. 自分が出来ていると思うこと、やったことを伝える ・上司や先輩から見て出来ていると思うか、確認する ・できていなかった場合、どうしたらよいか改善点を確認する

  3. 次の課題を確認する

  4. 改善点やアドバイスをもらった場合は、次回の面談で、その後どうしたのかを報告する。

以上が、「即戦力になる! 新入社員が会社で活躍するまでの4つのポイント」です。ぜひ実践してみてください。もし他にも知りたいことがあったら、お気軽にコメントしてくださいね!

皆様のご活躍をお祈りしています。

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