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無視をすれば、いじめがなくなるというのは間違った考えであると仮定して調査してみた


短期間の無視はストレスを与えます。それが長期間になれば、虐待として考えられるでしょう
どちらの側も話し合いから遠ざけてしまうという意味で、無視はとりわけ抑圧的・支配的なものです
無視の理由が何であれ、被害者にとっては自分が拒絶されているように感じられる場合もある。
ある研究では、社会的に排斥された被害者には、身体的虐待を受けた被害者と同様の反応が見られることがわかった。脳の前帯状皮質──感情や痛みを解釈すると考えられているエリア──が、どちらの場合においても活性化していたの
無視という行為は究極的には、無視する側の人を傷つけもする。人間は社会的な手がかりを交換するようにできているので、誰かを無視するのは私たちの本性に反しているのです
加害者は無視を続けるために、その行為を正当化せざるをえない。誰かを無視するあらゆる根拠を心に留めている

無視をするという行為は、無視をされる側の人間が動揺したり、気を掛けてくれたり、行動を改めたりするなどの反応をすることが条件としてセットになっています。これはつまり、もし無視をしても相手が無反応であったり、へっちゃらだったり、関係がそれで終わってしまったり、無視ができないように攻撃してきたりするようでは、無視をするという行為はその人間関係において機能しません。無視をするということで、怒りが効果的に表現できる人間関係においてのみ、無視という行為は強化されます

無視=攻撃手段 ということになっています
無視されたら無視し返す これが終わりを迎えるパターンですが
無視を攻撃ととらえる方には 効果がない のではないでしょうか
過度な無視は、相手が傷つけられていると思うのでしょう
しかし、
被害者側が 何かアクションをとっても加害側に攻撃にされる材料にされ
無視しても、相手は攻撃されていると思い、加害行為をやめなければ終わりません


仲間はずれにされたとき,疎外されたときに感じる心の痛み(social pain)によってACCとPFCが賦活されることが示されている

(中略)自分の身体の痛みで反応する領域が,心の痛みでも反応する.ということは,まさに「心の痛み」と「身体の痛み」は同じシステムを使っているということになる

※ACCとは前帯状皮質、PFCとは前頭前皮質のこと

無視=攻撃手段としたら 集団でやれば加害行動に匹敵します

ようするに無視は攻撃手段の一つでしかなく 
関係を終わらせる解決策ではありません

私の感想ですが
無視したからといって加害者の前で活動していれば、その行動にすべてケチをつけるだけなので、興味をなくしていじめをしなくなるっていうことはないと思います
加害者側は弱者を見つけていじめることが目的なので
反抗してこないのは逆に、都合がいいことかと思われます

被害者が無視する 加害者はストレスを感じる ストレス解消のためにまたいじめをする 反応があればもっとする

でしかないと思います

いじめに対して無視すればいいよは サンドバックになっていいよって言ってるのも同じだと思います
関係維持か 悪化させるか が大体の結果だと思います
そもそも無視したら解決したという話聞きません
現状維持でしかないでしょう

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