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マツコの優しいお説教「まやかしを信じられることが幸せ」

マツコ会議という番組を観続けている。銀座の経営者が集まる会とか、白衣専門店とか自分の知らない世界を取材してくれるので、とても面白い。

この前観たのは、あいみょんなどのシンガーソングライターにあこがれるギター女子が通うギター教室からの中継だった。

26歳の女性がいて、一度はあきらめた音楽の道だけれど3年前からまた夢を追っているとのことだった。

その女性はマツコに不安を吐露した。

周りの友人も結婚しだした。売れるまで10年続けたとして33、34歳になった時ダメだったらどうしよう。誰もが感じ得る悩みなような気がする。結婚への感覚は多様にはなってきてはいるけれど、固定概念は根強い。

マツコは「周りと違う、違うからこそ良いという世界で闘っていくのだから、普通の人は気にしないでおこう。10年後、自分が後悔したとしても音楽のせいにしてはダメ。それはあなたのせい。もし音楽のせいにしてしまうんだったら辞めたほうが良い。」と言った。

さらにこう付け加えた「好きなことがあって、すでに3年続けている。これって幸せなことじゃない?もっと言うと好きなことというのも、まやかしなのよ。まやかしでも良くて、まやかしを信じられることも幸せなの。」

まやかしを信じられることが幸せ

この言葉に優しさを感じた。

「自分を信じてやっていく」のは難しくても「まやかしを信じてやっていく」ならできるよなと思う。

恋人との関係だって、会社にいくことだって、今日食べたい物だって、どれもこれもがまやかしだ。でも、「好き」と決めるのは自分であって、自分で決めればそれは真実。事実は一つだけれど、真実は人の数だけある。

そして、信じて行動しているうちにまやかしではなくなるのだと思う。

本当に好きなのか?と疑ってばかりの人生は辛い。まずはまやかしを信じてみることを始められれば、とりあえず幸せなんじゃないかって思う。

今日はこんなところに着地しました。

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