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『アンビルト』福原恵音「アンビルトとわたし」

初めてnoteに投稿します。
はじめまして、よろしくお願いしますの感覚です。

その一、制作としての視点
その二、自分とアンビルトを重ね合わせて
のニ本でお送りします。

その一、制作としての視点
私は本公演に制作という役割で関わっています。
偉そうに言っていますが、日中は仕事があるので、かなりハーフな仕事量でやらせてもらっています。カンパニーのみなさん、すみません。
私が制作として関わることになったのは、主宰二人が声をかけてくれたからで、私がやると決めたのも主宰二人だからです。
制作として、どうしたら明日寝ファンが笑顔でギャラリーをあとにするか、どうしたら新たなファンを増やせるか、色んなことを考えながら日々SNSを運営したり、当日の流れを確認したりしています。

演劇には色んな立場の人がいます。
企画者、劇作家、演出家、俳優、技術スタッフ、制作など。
みんなで同じ作品を作っているのに、異なる視点から作品を感じ取っている、そこに【演劇をつくる】ことの面白さがあると思います。
公演が無事に終わる、終わりよければ全てよしの達成感だけではないですね。
わたしはそう思います。
稽古場に行けば、演出家と俳優が稽古をしている、技術スタッフは作品を立体化するためにアイデアを出し、それを具現化させるための手段を考えている。
では、制作は?
私なりの答えですが、制作は作品が売れることを一番に考え、信じ、より多くの人に見てもらえるように努力する人なのかな。と思います。
偉そうに言っていますが、仕事量ハーフの人です。

今回、私は坂本と石川が動かしていく明日寝という団体の真っ直ぐな思いと「アンビルト」という素敵な戯曲を受け取りました。
だから、作品を信じて前に前に進むように尽力できたらと日々思っています。

待って…長くなった。短くいきます。

そのニ、自分とアンビルトを重ね合わせて
私は社会人になって一人暮らしを始めました。
越した場所は、素敵なおしゃれタウンです。
直ぐにこの街が好きになりました。
でも、5歳から大学生までの18年間を過ごした実家がある街も好きです。
大きな物流センター、ショッピングモールが続々と建って、子供が増えた小学校はどんどん増設されていく。この街にアンビルトはあるのか…?
たまに実家に帰ると、子供達が多くてびっくりします。
そして、どうかこの街のことを好きでいてほしい、大切にしてほしいと思います。
私は今この街に住んでいないけど、この街のことをずっと大切に思っています。永遠に嫌いにはなれない、そんな街です。
存在する建物も、匂いも、人の声も、犬の声も、そして思い出が合わさって、すごく心地よい。
自分が育った街、今暮らしている街、にある、
いろんな施設や場所に訪れて、触れるたびに、
これからどんなかたちで自分がこの街と関われるか、関わり続けられるのかを考えています。

最後に、アンビルトという作品に出会ったからには、わたしの周りにある〈存在する〉に対する〈存在しない〉の存在について、もう少し考えてみたいと思います。


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