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印象に残った美術展2023

 毎年50展の美術展に行くことを目標にしているのですが、2023年に行ったのは目標を超えた67展でした。このうち印象に残った8展を行った順にご紹介します。

印象に残った8展

 1つ目は福田美術館の「日本画革命 ~魁夷・又造ら近代日本画の旗手」。京都・嵐山にあり、2019年と比較的最近オープンした福田美術館に、お気に入りの画家・東山魁夷の絵を観に行ってきました。そういえば東山魁夷の絵は、今年長野県立美術館にも観に行きましたね。アートを追って旅行をするというのもなかなか素敵な体験です。

 2つ目は東京ステーションギャラリーの「佐伯祐三 自画像としての風景」。東京ステーションギャラリーは行きやすいので何の気なしにふらっと行くのですが、佐伯祐三展は予期せぬ素敵な出会いになりました。3つ目は東京都現代美術館の「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」。もしかしたら今年一番絢爛豪華でかつ今年一番チケットが取れなかった展覧会だったかもしれません。

 4つ目は国立近代美術館の「重要文化財の秘密」。美術の教科書のような展示会でした。5つ目は国立新美術館「ルーヴル美術館展 愛を描く」。ルーブル (LOUVRE) には愛 (LOVE) があるというコピー、愛はフランス語だと AMOUR じゃないのかという気もしなくも。6つ目は同じく国立新美術館の「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」(2024年1月14日まで大阪中之島美術館で開催中)。副題通り、幅広い年代のアートが楽しめました。

 7つ目は京都国立博物館の「茶の湯の道具 茶碗」。なにはともあれ黒楽茶碗の長次郎作「銘 ムキ栗」(タイトルにある四角い茶碗です)が観られたのがよかったです。そういえば今年は楽焼の樂美術館に2回行けました。最後は東京都美術館「永遠の都ローマ展」。カピトリーノのヴィーナス像は、何時間でも観ていられる! と思いました(3月まで福岡市美術館で開催中、ヴィーナスの代わりにカラヴァッジョの絵がある模様)。

 来年こそは、海外の美術館にも行きたいな、と思っております。

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