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マコモダケ!まだかなまだかな〜!

昨年、マコモダケが出来たのに気がついたのは、10月の半ばでした。


気が早いですが、毎日毎日マコモを眺める日々が続きます。

去年よりは成長がやや遅く、茎も昨年ほどは太くないのでそんなに大きなものは出来ないかもしれない。

ですが、暑さが凌ぎ心なしかマコモさんがホッとして元気になった気がしています💗
頑張って大きくなってくれているので、栄養の高い土を継ぎ足したり、声がけしたり、日々愛を注いでいるところです。

今年は田んぼのお米の出来が悪いと言われていますが
同じイネ科のマコモさんは持ち前の生命力で、ぐんぐんのびています!
茎はこんな感じ。まだうんともすんともいってこない😅
マコモダケが出てくるのはもう少し先でしょうね!
もっと茎が太くなってほしいのに、
茎ではなく新たに新芽が出てきてるんですよね〜!
なんでだろう⁉️

ところで、万葉集にマコモが出てくること、知っていましたか?

日本古来の植物なのは前々から知っていましたが、万葉集に出てくるほどとは知りませんでした。

万葉集ではマコモは「コモ(菰)」と呼ばれていて、その名にちなんだ歌は17首あるそうです。

マコモを束ねて作った枕は、当時「菰枕(コモマクラ)」と呼ばれていました。

菰枕
相枕きし子も あらばこそ
夜の更くらくも 我が惜しみせめ
(万葉集 幕7-1414番)

(菰の枕で共寝したあの子がもしも生きていたならば、夜が更けていくことも惜しいと思うだろうけど。)
→真菰の枕、実際今使っているので、時を超え、万葉の方も使っていたことに、なんだか感慨を覚えてしまいました!

三島江の
玉江の菰を標(しめ)しより
己(おの)がとぞ思ふ いまだ刈らねど
(万葉集 幕7-1348)

(三島江のその美しい入江の薦は標縄を
張ってからもう俺のものだと決めている。
まだ刈ってはないけどな)
→美しい女性に目をつけた男がまわりのものに
「あの女は俺のものだから手を出すなよ」と宣言したもの。

こうやってあげてみると昔から、わたし達の生活に根ざした植物なのがよくわかります。

とにもかくにも!現代の我が家のマコモダケさん💚お待ちしてます🌿
早く出てきますように。。。

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