〖140字小説〗One of them
小さい時、私は特別な存在だと思っていました。
When I was a child, I thought that I was special.
私は何にでもなれると思っていました。
I thought that I could become anything.
セーラームーンになって、世界を救えると思っていました。
I thought that I could become Sailor Moon and save the world.
ミュージカル女優になって、スポットライトを浴びると思っていました。
I thought that I could become a musical actress and take the spotlight.
何者にもなれませんでした。
I couldn't become special.
代わりのきくそんな存在になりました。
I am a “one of them”.
少し虚しい。
I am a little vain.
そんなお話。
It is such a story.