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ハローハロー

 昨日つけまつげを買った。馬鹿なことを言おう!馬鹿なこと。頭のいいギャルになりたいんだ🎶えぇ、恥ずかしいなこれ言うの。見た目は馬鹿そうだけど博識で、教養があって文化的!家には大きな大きな本棚があるの。そこには三島由紀夫(読んだことない)とシェイクスピア(読んだことない)があるはず。あとはなんだろうか。ウラジーミル・ナボコフの「ロリータ」とか。ビーズカーテンがあって、冷蔵庫には麦茶が常備してある。きっとその子は変なバイトをしてる。足の計測モニターとか?いや、なんかもっとパンチがあるやつ。

 や、でもほんとは外国人が行き交うコテージで働きたいかなぁ。新しいひとに会うのが大好きだし、私は英語だって使えるわけだから毎日違うひとにあって色んな話をしたい。そういえば去年南の島に行ったことを思い出した。無人島にある小さな山を登り終えてふもとの海岸沿いで座っていた時、隣の大きなアメリカから来たという女性に「疲れすぎて脚がふるえちゃったんですよーT T」と言って、震える脚を見せたら、彼女の柔らかい手でマッサージをしてくれたことがある。砂が入り混じっていてまるでスクラブ。手はすべすべしていて、温かかった。当たる陽が心地よかった。

 南の島ではスコールが度々起こっていたのだけど、広場では雨水でツルツルになったタイルの上で滑りまくっているこどもたちが居てわたしはなんだか泣きそうになってしまった。そこでも見てるだけでは耐えきれなくなってしまい、スコールの中ホテルを飛び出して私はそこに居た男の子たちとおしゃべりした。傘はホテルの前にいた現地の子達3人組が貸してくれた。びしょびしょになってホテルに戻った。南の島いいな。地理的に発展するのは寒い場所らしいけど私は暖かい場所が好きだよ。

 最近気づいたことがあって、それは「人生において全てに満たされることはない」ってこと。でもそれはネガティブな意味ではない!満ち足りない隙間があるから、それを埋めようとする為に私たちは生きてるんじゃないかなあ。全部埋まっちゃったら生きてる意味ないじゃないですか。

 ねえ、今この国で何もしたいことがないの(日本じゃないよ)。不幸なわけじゃない。だけどもっとなんか、ドキドキしたり、ときめきながら毎日を過ごしたいの。美味しいものをたくさん食べていたいけどそれは痩せたいて願望と戦ってるから無理な訳。でも卵と砂糖だけのアイスとか「太りません!」という保証付きのお菓子作りはいっぱいしてて、そういうのは大好き。恋人はほしいけど好きな人はワンチャンもニチャンもサンチャンも無さそうなの。恋の戦士にでもなるべきかなあ。まって今から二十分TOEICの勉強頑張ったら恋人ができるとでも信じようかしら。岡崎京子の「東京ガールズブラボー」をさせて!出かける場所もないから、あたし週末はブックカバーを作ろう₍ꪔ̤̫₎



 これから毎日好きな曲5個ずつ貼っていこうかな。可愛いに埋もれて生きていたいなぁ。フリルとエッジの効いたコトバを綴れるようになりたいな。

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