私たち夫婦の問題と性依存症(窃視症)
ド直球なタイトルの通り、今記事は今回私と夫の間で起きた出来事をまとめたものとなります。
意外と分からない所で蝕まれている事柄による問題がとても根深いものと知り、夫を責め続けることも苦しく、簡単に決断を下せない方や
悩みが解決しない方に向けての参考事例になればという思いや
私自身を心配して下さった方に対して上手く説明出来ない為、このような形で掲載させていただきました。自分の気持ちの整理にもなれば嬉しいと思って綴っています。
また、当記事は嫌悪感を抱かれる方も中にはいるでしょう。ただ、誰しもがどんな形であれ当事者となりえることですので、ご自身のパートナーとの関係性を見直すきっかけにも成れば、少しはこの記事も浮かばれるかも。笑
夫が私に隠していたこと
簡単にされた事の概要を伝えるとと
約半年間に渡り、お風呂上がりのすっぽんぽん写真から
あんな姿やこんな姿で無防備な状態をコソッと無音カメラで撮影し、奥さんを晒すジャンルのネット掲示板に無断で同意のないもとで上げられていたのでした。
要は盗撮→晒しという事。
普通に犯罪にもなるんですけど、証拠は抑えることが出来ませんでした。
私が気付いたきっかけの写真すら発見の次の日には全て削除済み。(書いていて、これについては『バレたらまずいとわかって行動していた』表れであり本当に悪質だなと心底思う。)
調べていくことで分かるのが、こちらのマンガ。全てクリーンヒット。役満どころか跳満です本当にありがとうございました( . .)"
事の発端は女の勘だった
本当に『なぜ分かったのか?』と聞かれると、全然分からない。
ただ、上の人から見た方が良いというようなメッセージにもならない感覚的なものを受け取り、携帯をチェックしたのが今回の問題を浮き彫りにしました。
過去の元彼が『おばあちゃんが死んで暫く会えない』という嘘もそう言えば上の人が《生きてるっ!》と脳裏に言葉を届けてくれたからなんですけど、大体こういう時の唐突なメッセージは当たってるんだなぁ〜…上の人に感謝。
それ以外にも、なんだか最近、2人の空気間がより可笑しいとは思っていながら、浮気をする人でもないし、挙式も昨年2021年の11月に挙げてから3ヶ月。
まさかね、浮気はないだろうけど…という思いから信頼しつつ…。
でも確実に何かはあるっ!という変な確信もあった事は否定できません。
何処かで疑っていたのも、挙式に向けてダイエットし、確実に前より綺麗になる努力をしてるのに
全く興味を持ってくれなかった事が理由の一つかもしれません。(私がカリカリしてたのもあるとは思う)
そして、2/26金曜の晩、先に寝た夫の携帯をチェックしてみることに。
スマホアプリの中にあったのは…
ログインは簡単でした。
お互いにパスも知ってますし、見たいなら見てもいいというスタンスをお互いにとっていたので。
そして順番にアプリをチェック。ゲームアプリばかりの中に、何故かモザイクアプリが。
『なぜモザイクアプリ…?』
と思う私は画像フォルダをチェックすると、そこには私のスッポンポンの姿が(笑)
だらしない話ですが、お風呂上がりに暑いからそのままドライヤーで髪の毛を乾かしていた時の私の写真がありました。しかも祝日あたりです。
そしてその日、私は旦那を営みに誘うも、スマホゲームに夢中になる彼に反応もしてもらえず、声も届いてなく、ただ虚しく久々にベットの中で長時間寝れることを満喫した悲しい一日でした。
レスでは無いものの、レス気味の私はもう魅力の欠けらも無いんだろうと少し悔しくも思っていたり。(1月から、なるべく家でも露出度を控える服を着るべきかなぁと考えていた経緯もあるのですが、まだ実行してなかった)
なのに、それは私も知らぬ間にそんな悲しい一日の時の私が撮られていたものでして。
ものすごくショックでした。なんで現行でリベンジポルノサレナアカンネーンっとツッコミたくなりました。
でも、そういう事は遠距離時代の昔から度々あり、オカズにしているのだろうと黙認していた節があります。
性に対しては私自身も考えなしのマヌケとも言えるかもしれませんが、その当時の私は元彼の時に背負った借金のため、普通の仕事だけでなく、チャットレディなどもこなしておりました。
『見せること』に対して他の女性に比べればなんてことも無く、『もしかしたらチャットレディ最中のものはお客に録画されているかもしれない。』という事も既に体験していたので、特別【撮る】ということに関しては個人的にも、どうこう言うつもりは既に無かったんです。
しかしながら、その盗撮されてた画像は元の画像のほかに、背景と顔の一部分にモザイク処理がされていて、【明らかに】そして【第三者に見せる目的】でなければしない行動であるというのは一目瞭然。
信頼していたからこその悲しさと怒りでした。
チャットレディ時代のモノは晒されても文句は言えない。
しかし、私を大切にすると約束した人に、私には尊厳はないと言わんばかりの事をされていた。
そしてそれは、式に向け努力をし始めた夏から、挙式の後も続いていた。
この事実がどうしても私の中では無かったことにもならなければ、許しがたく
上記の期間は夫の言葉のみで裏付けできる証拠も無いため、私は今でも誤魔化しがあると疑っていますし、保身の為に言ってないことがあると確信もしています。
そもそも何でそんなことをしたのか
私は画像発見時、混乱のあまり携帯で写真を撮ることができず、次の晩にその写真ある画面撮影と他の証拠を掴んでから問いただそうと考えていました。
万一の可能性に掛けようとする自分と
いや明らかにそうだろうと分かっている自分の中で、第三者の意見を求め5ちゃんに書き込むと、皆そって『黒だろ』というような意見が。
もちろん、ですよね…と肩を落とした私。
まず事実確認するべき、その上で上げてたならキモい、私なら離婚すると…見知らぬ誰かに夫をキモいと言われる、そんなキモい人を好きでいる自分。
娘が出来たら盗撮されかねないから傷が浅いうちに離婚したらと言われ、その正しさを考えるとぐうの音も出ない自分。
グチャグチャした頭で考えつつ切り出し方にも悩んでいましたが、私の帰宅後から、やはり普段の雰囲気と違うことを感じたのか向こうから
何かあったの?と馬鹿のように聞いてきました。
自分がまた知らぬうちに怒らせることをしたのではないか、と考え聞いてきたそれにより、私も言うしかなくなり
『心当たりないんですか?』と冷たく投げかけました。キョドりつつも何で怒られてるか分かってない旦那をリビングに放置し、寝室にある旦那携帯を見にいきました。
そして写真をチェックしようとフォルダを空けたら、既に物は無かったものに。削除欄の大元から消去されていました。
それは、本人が隠したい事実ということを何よりも裏づけており、血の気が引いたと思うと瞬時に怒りとなりました。
飛び出して車に乗るも引き止める夫
「最低やな…」と一言残し車に飛び乗りエンジンをつけた所で、旦那が飛んでやってきました。
何を言っていたか、もうよく覚えておらず分かりませんが、
・悪かった、警察にも行こうと考えたりもしてた
・全部正直に話すから聞いて欲しい
ということでした。
どこに晒したのかを問いただし、そこにアクセスするも、夫の『上げて五分ほどしてから直ぐに削除していた』ということが本当らしく、私と思われるものを発見することは出来ませんでした。
この間、エンジンついてるわ助手席開けられたままで寒いわガソリンもったいないわで、更に怒りが増していた私は『いつから?』ときくと、半年くらい前から…と返ってきた返事に、居てもたってもいられず、1人にしてと家を出ました。
ドラッグストアの駐車場で3時間の会議
その後、動悸が激しかったものの少し遠い場所のドラッグストアまで着くと、そこに車を停めて、一旦妹に電話をかけた私。
色々あって今は言えないが、多分自殺しようとするかもしれないので私の代わりに電話して欲しいと頼み、事を知らない妹は自分ですれば良いのにと言いつつも実行してくれたので
私は一安心してドラッグストアの中に入り、泣くのを我慢しながら飲み物と食べ物とお酒を購入し車へ。
その後、妹からの折り返しで、事の経緯を確認。やはり離婚になるだの自殺がどうなと大声で泣きわめいていたらしいです。この時点で
クソがっ( ゚д゚)、ペッ
な気持ちを堪えつつ、事情を妹に説明。
妹は半笑いで『え?ロリコンとかそういうのじゃなくて、お姉ちゃん好きすぎて自慢してたわけ?』と言うので『さぁ?NTR属性かなんかは分からんけど、そうじゃないん?』
その後、妹と爆笑しながら『アホやろ〜w』『アホよなぁww』なんて話しつつ、夫がしでかした事の大きさに答えを見出せず、妹の彼氏さんも帰宅した為、3人で3時間ほどの会議となりました。
沢山のことを話した後、お金もないしメガネも忘れてスウェット姿。事故しても危ないし、ネカフェもないド田舎。毛布もない車の中で、1人こうして考えても埒が明かないから帰宅することに。
電話は繋げたまま帰路に向かいました。
対峙した時の記憶が無い私
正直もう覚えていないのは、人の防衛本能だからか、酒の勢いか。
初めは、何故そんなことをしたのか、いつ頃の時期なのか、もう一度聴取から始まりましたが
なんとこの夫、明確な時期も回数も覚えていない、とんだクソ野郎でございました。
書いてと言っても大雑把な概要しかなく。
この時点で怒りが凄いのですが、ものすごい形相だったと夫は言ってましたが、当たり前だわ。
時系列の書き方が夏頃からというもので
ちょうど私がドレスなどを収集し始めた時期ともかぶっていた事実に耐えれなくなった私は、酒の勢い借りないと聞いてられない。飲まなきゃやってられんと、豪快に酒を飲み進め、怒るは泣くわ。
ただ、夫に対し、妹とその彼氏さんが私の代わりに喋ってくれており、ご最もだわと言うことに対し頷いてたことは覚えています。笑
この時点で深夜3時、猫がいなけりゃ離婚してるわ!と怒鳴りつけた事を思い出しましたが、もう3時で妹達にも迷惑がかかることや
私が現状として離婚の選択肢を選べないことから話し合いは一旦お開きに。
そこからが苦痛との戦いで、私は酒の勢いでか気が狂れたのでした。
嘔吐と泣き笑い
その後ベッドに入るも涙と吐き気が止まらない私は泣く→一時睡眠→吐き気の繰り返して起きてはトイレへと這って駆け込み、オエッとを繰り返すも
最後は立つ気力もなくなり、トイレを抱きしめながら泣きながら高笑いしていました。
『この人なら信用できる、この人となら大丈夫』と思っていた私や、挙式に向けお金の負担を背負いながらお世話になってる方にお願いし用意した小物やドレス、全てに対して裏切った感覚が全てのしかかって私の心が潰れてしまったような。
ほんまアホみたい…。
何度かそう呟いてました。
そのつぶやきも、過去に男性に裏切られ不信だった自分が、今ようやく信じられる人と一緒になり幸せになれたと思っていたのに、結局何も変わってなかった。
好きな人には裏切られるというその現実を見ないふりしていたかもしれない自分に対しての『アホみたい』
信じた私が馬鹿だった。
過去に何度かそのような経験があるのに、私はまた同じ二の舞を踏んでしまった。
この人なら大丈夫という安心感から、疑い信じない選択肢を手放した自己責任だと。それは今でも思っています。
多分、夫も裏切ったという悲しみとも苦しみとも表現しがたいものを抱えてるのは同じなんでしょうけどね。
花から届いた オラクル メッセージ
翌朝、7時前に起き、私はしばらく外の空気を吸っていました。全然寝れないんですよねこういう時。
眠気も来ない。でも酒と涙のおかげで辛うじて眠れただけ。思考も相変らずグチャグチャで、まとまらないなか、育ててる花に癒されていました。
私はアネモネが大好きで、ブーケにも造花ではありますが、入れてもらった経緯があります。
写真のアネモネも、1月から殺風景なところに花が欲しくてちょうど時期だしと買ってきていたのですが
見ててふと、あれ?ピンクに青は花言葉なんだったけ?と気まぐれに気晴らしに、調べたらまあ大変
赤がなくて良かったなと思うほど。
愛してるとはシラフでまだ言えないメンタル状況。草が生えまくるとはまさにこの事。
あ〜これがオラクルなのかな、なんて思ったり。
変わるから、と散々言った彼をもう一度信用してあげなさいというメッセージなんだろうと、すんなり受け止められた私と
いいやこういう時の男は1番信用出来ない、何度も経験したじゃないともう一人の自分。
グルグル回る思考の元、ベッドに戻り布団の中で嫌味のように旦那にこの2つの画像を送りました。
すると暫くしてリビングから、うるさい程聞こえる大号泣。泣きたいんはコッチですけど、と起きて白けてしまうほど。
この人はきっと、ブーケの花に白いアネモネがあったことも、育てていた花にこんな意味があることも自分から興味を持って調べてなんていなかったんだろう。
でもそんな人を選んだのも自分なんだからと諦めににた気持ちで、外を眺めながらその泣き声を聞いていました。
その後というと…
これまでの記録は3月時点のものですが、ここからは4/19時点での追記となります
ことの発覚した日の次の日は仕事なので一応出社。ただやはり吐き気や目眩もあり、これは無理だと判断。
会社の上司の方々にも事の経緯を説明。
私の会社は物流で現場職という事もあり、日頃から男の人ばかりで女性はいません。
とても恥ずかしい思いでしたが、体調が悪く暫く休みたいというニュアンスではコロナやその他を深く突っ込まれるので、事の経緯を話すしかありませんでした。
あの惨めな気持ちは忘れられませんね多分。
社員寮に関しても説明をうけ全面的に何かあればバックアップをしてくれることや、とりあえず1週間のお休みをいただくことになり、本当に感謝しかなかったです。
休みの間は、ほぼ寝たきり。食事もそこそこに。
生理痛や謎の腹痛。また持病の通院と、病院通いとなりました。
この問題発覚時点から、お2人ほどご依頼をキャンセルさせてもらっていたりと、申し訳ないやら情けないやらタイミングの悪さを恨むやらで、また色んな感情でグチャグチャに。
兎に角考えたくないけれど、旦那の問題を考えなければいけない。ひたすら盗撮に関して調べました。
実は性依存性
ここからは露骨な表現が増えますので、性関連のお話が苦手な方は読み飛ばしながらでお願いします。
それでも、1週間はあっという間でした。
夫婦で話し合いも重ね、この時点で表面的には多少今までどおりとなりました。
というのも、旦那の盗撮衝動が性依存症にあたることを認識したのがとても大きいです。
こうなる前から私たち夫婦が抱えていた元々の問題は、セックス時のテクニックやコミュニケーションに起因しています。
旦那が圧倒的に下手くそだったのです。
コミュニケーションなし、前戯ほぼなし。ムードもお構い無し。
5年パートナーとして過ごしており、人並みに数をこなしているはずなのに、いまだに挿入すら手間どい、入れるべき所をそれ別のところにグイグイと押し当てられる。
私たち夫婦がとてつもなく喧嘩するのは、このセックスのみだったんです。何度か別れ話にもなってますが、その度に【気をつけるから、頑張るから】という言葉で飲み込んできました。
果たしてセックスは頑張るものなのか?
頑張らないとできないことを私は求めているのか?
なら私の方が我儘なのか?
と、ぐるぐるループする悩みが消えずにいました。
対話で相談する友人もいないという旦那にたいし、接し方はAVなり本なり色々探せばあるだろう!もっと自分で勉強しようとしろ!と説教をしなければいけない始末。
でもこれが実は引き金だったようです。
ポルノ中毒と認識し、問題の原因すらポルノだった
さてこの夫婦間トラブル。
旦那の視点に立つと、流れとしては
・いろんなものを見て勉強しても、怒られる結果になってしまう。最初は夜の営みに関して、そういう問題を相談できるところを探していた。
・そこで問題となる掲示板をみつけたら、なんと奥さんの姿を晒すジャンルが。
・興味本位で見てみると、皆が奥さんを褒めあっていた。
これが夏の時点での話です。
ここで、旦那の本来の性癖が刺激されたのか、露出的な非日常的なことをしている人達がいることを知り自分も…と沼にハマることに。
・投稿時は、綺麗であることや賞賛を貰えることが嬉しかったし、他者の目に晒されているという事に興奮を覚えていた(自慰もあり)
・ただ、直ぐにいけないことと思い画像を消した。でも、また暫くして投稿したくなる衝動が来て…
と麻薬のように依存的になっていたという事を、お酒の勢いがないシラフで聞けるわけがないですよね。いや聞けるんですけど、もう飲まなきゃやってらんねー。本当にそれだけでした。
時系列的に私が知らない半年の期間。
営みは何度もありましたが、旦那のそれは正直元気ではなかったのです。
『これが妻だけEDの予兆か…?』と察した私は、通販でEDの為の薬も自ら買って試させていました。(私ばかり解決に向けうごいてるのこうして実感すると、本当に悲しい…)
でも、今思うと、罪悪感から勃たなかったのかもしれません。隠してそのように興奮している相手を相手にする。萎えて当然なのかは分かりませんが、理解はできる。
でもそれはそれ、これはこれ。同情はできない。
でも晒したものも、しかたない。これまでの事も考えても傷つくだけ。考えなければいけないのは、また夫婦として男女としてやっていけるのかどうか。
この人とやっていけるのかどうか?を考えるにあたり、ほかの点は特に問題なし。ただ、今後先の子作りも含め、この性の問題は避けて通れないからこそ何度も確認したのは
・こういう事でないと興奮しないのか?
・妻を晒すことに興奮したのか?(支配的欲求)
・妻が他人のオカズになることに興奮したのか?(NTL)
このどこに重きを置いて行動していたのか?ということです。そして旦那から語られた事を要約すると
『寝盗られることを望んでいる訳では無い。投稿し、人の目に晒されて恥ずかしがっているという妄想を楽しんでいた。他人に取られる、されるのは嫌だしそんな妄想もしていない。だから寝取られではない。ただ人から上げた画像に対し褒められる・人に自慢できる(パートナーがいる)ことが嬉しかった。勃たない=興奮してないわけでもないし、私そのものに興奮を覚える』
というもの。私自体が性欲の対象であると同時に、投稿しなければ興奮しないわけではない事を認め
妄想で楽しめる部分が行き過ぎ、褒められて承認欲求や支配欲の部分が満たされ、それに依存した
と自分の満たされた部分を話す旦那。
つまり、私のみでは承認欲求の部分は埋まらなかったわけです。
でもそれもそのはず。
そこまでこの人の自尊心を傷つけたのも私だから。私はセックスでの不快感を改善してもらえない怒りをぶつけ、旦那はセックスでの自信と男としての自尊心を失い
私から怒られること自体が支配的に感じていたようでした。(本人は直接そうであるとは言わないけれど)
なんと問題の原因の一部は自分で蒔いた種だった。この事実と向き合うのも辛かったです。もちろん悪いのは旦那だけれど、事の発端の要因の一部は私の態度でもあった。
その認識に行き着いた私は、兎に角まずはこの人の依存的部分を何とかしないといけない。
そう思い、わずかな元気ある時にネットであさり、動画で漁り、この動画にたどり着きました。
なんといつも見てる本要約チャンネルさんのものが関連して出てきたんです。そして動画を見てみると、『これ、旦那まんまじゃない?』と私は実感。
不眠や不安、集中力の欠如、仕事でのやる気のでなさ。日頃から見て、聞く旦那の態度、旦那の話と一致し、その時期も旦那が勉強として間違った方向のポルノに手を出していたタイミングと合致。
その日の夜、仕事から帰宅後に旦那に観せてみることに。そして動画の最初から終わりまで
全部当てはまる…と自分がポルノ中毒、性依存症であることに絶句していました。
そして、よくよく思い返せば高校の時分から…というのですから、本当に今の日本の性的ジャンルの浸透性というのは考えさせられます。
私たち夫婦のそもそもの問題はセックスレス気味と旦那のED気味。それを改善しようと図ったがために起こった窃視症からの盗撮。
これら全て性問題を解決させようとして用いていたものが原因だった。本当に悲しい話ですよね。治ると思って飲んでた薬が病気を作っていたのと同じですよ。
ポルノが完全に悪い訳では無い。けれど、やはり男性も女性も、日常に浸透しすぎて、盗撮・窃視・痴漢など分かりやすい問題だけでなく、日頃の不調、セックスレス問題に対しても影響している。
ストレス発散や興奮を促すために用いたものが逆の効果をもたらしている。
しかも昔から馴染んでいる習慣から起きているなんて…。
微塵も考えてないのではないでしょうか。
私自身も人様に問題をかける大きなことはないにせよ、やや当てはまる節がありドキッとしましたが、旦那はもはや絶句。
あぁ…そうなのか…だからか、と納得した感じでした。
気づけたことが幸運なのか、不幸なのか。それは分かりませんが、この動画のおかげで1歩前進したのは間違いありません。
窃視障害とは違うのか?
ここまで読んでくださった人の中にも、盗撮に関して調べられてる方もいると思うので、窃視症に関しても触れてみようと思います。
窃視症と窃視障害の定義とは
このように、書かれていることから、私の旦那の場合は窃視症に当てはまり、窃視障害にも足が掛かっている常態です。
ですが住んでいる地域には該当する内容で受けれるカウンセリング先が見つかっていないことや、自費診療の為にカウンセリングを受けるお金すらないという現実的問題から、然るべき機関にいけておりません。
窃視症に関するセラピーコミュニティなども調べている状況ですが、ようやく普段と変わらない日常生活を送れるようになってきたので、私自身がこの問題に向き合うことがしんどいという事もあり、進歩はありません。
また、このポルノ中毒という認識したのを境に、色々実行し旦那自身が少し変わったこともあって、現在は様子見しています。
旦那自身、私との交際時の条件で【デブ・ハゲ・タバコは無理】という言葉から、10年続けていたタバコを一瞬で止めてしまった経緯があります。
依存もしやすいけど、依存から抜けやすいタイプのようでして。
・家でスマホは触らない。使用時は許可を取る
・ポルノはみない
などなど、基本約束事を守って1ヶ月経つので安心感も戻ってきました。
6ヶ月というのが障害として判断するポイントになるらしく、問題がわかったのが約6ヶ月のタイミングの為、判断しにくいことや通院するにあたり病院やクリニックもきまらないので、このまま再発を様子見する予定です。
でも時折、私がフラッシュバックの様に傷つけられたことがブワッと脳裏によぎり、【この人は私を傷つけた】という気持ちになることからも、カウンセリングを受けないといけないのは私か?とも思ったり。
ですが、カウンセリングは正直求めてはいなくて…。
過去に自殺を図り死に対する恐怖が薄い時期があるのですが、そのような鬱時からのカウンセリング経験は正直しんどかったです。
聞いているのかいないのか、事務的な傾聴の仕方。とくに深く聞くでもなく、薬の処方の方法。
医療従事者側も多くの人数を見ることにより、対応がパターン化している現場。
こちらは解決策を探しに出向いてるのに、特に何も改善案が出てこない料金だけ高い傾聴系カウンセリングが私自身は合わないこと、苦痛だったことを体験しているから。だからこそ、カウンセリング治療は求めていない。
むしろ、こうして文字にして吐き出すこと、情報を共有することの方が余程カウンセリングになった経験があることも大きいと思います。
でも、旦那の場合は医師の診断も必要なラインの出来事。今は納まってますが、いつぶり返すか分かりません。
それこそ、子どもができて、仮に女の子で、人並みに女性になった時…と考えたくもないことに繋がる可能性も、もしかしたら秘めているかもしれません。そうなった時、この問題に向き合ってなかったらきっと後悔するはず。
この時離婚しておけば…と後悔しないように、前進したいと思うのが今の心情です。
その為にも、お金を貯めて、窃視症に関するカウンセリングを受けれたら理想なのですが…。
愛情の変化はあったのか?
最後に、こちらを書いておこうと思います。
アップダウンはあったものの、4月現在まだ愛情というものは残っています。
ただ、彼の笑顔を見たいが為に私が何かをするという事は無くなりました。というか、元々あったっけ?と疑問になってます…笑
尽くしたいと思う感情が愛なのであれば、私に愛はないのかもしれません。
3月いっぱいは、出勤前のハグとキス、「愛してるよ」と言葉を交わす3ステップ習慣を私からすることも無く、キスも受け付けず過ごしました。
心からそう言えなかったので。旦那からは有りましたが、信用出来なくなったので…。暫く旦那は寂しい聞き分けの良い犬のように「頑張ってね、気をつけてね」と見送ってくれ、その言葉だけ受けて私は顔も見ずに出社。
しかし、4月に入り、暫くしてとある2ちゃんねるまとめ動画を見た私は、これで後悔しないか考えることに。
この動画を見て、泣いていました。
私はこうなった時どう思うかなぁと考え、絶対に後悔するなあとイメージしこの動画の奥さんの立場のように体感してみると、悔やんでも悔やみきれないと思い、許す努力を始めてみました。(本当は色んな方からの支援や色んなステップを踏んでますが、それこそ長くなるので割愛)
居なくなると寂しいと感じる純粋な愛情はまだ残っているんだと思うと、ほっとした部分もあります。
勿論、日頃からムカッとすることも多いので怒ることもありますが、それでも朝の習慣を戻してみると
正直、旦那のしおらしさ・尽くし度が減りぎみです。笑
こいつ反省してんのか?と疑っていますが、ポジティブに捉えると、以前の2人に戻ったような。一触即発な空気からは脱しています。もちろん表面的にだけではありますが…。
これで気を抜いて元に戻れば、また離婚の選択もやむなしと思い切り替えなければなりませんが、そうならないことを祈るばかりです。
ただ夫婦として、病める時も健やかなる時も…と神に誓ったばかり。本来であれば離婚したくもありません。もう少し夫婦として乗り越えていければと再構築を選択しました。
私たちの結婚をお祝いして下さった皆さまや、今回のことでご心配して下さった皆さまの優しさを無駄にしない選択をしなければ、という思いも込めての再構築です。
その上で、今住んでいる家の建て替えも検討しだしました。私にしては大進歩かもしれません。
愛情がどうとか、割合でどれだけあるとか。確実なことは分からないけれど、寄り添い合おうと思う気持ちがあれば今は十分と私は判断しました。
もし、同じようにパートナーの不義理で悩まれている方がいれば、私のように0:100じゃないグレーの選択をしても良いと思います。
3月の間、私は『この問題に答えは出さない』と決めました。それが良かったと今は思えます。
まだまだ書ききれてない経緯も沢山あります。
自分で離婚届を印刷し、誓約書も作り印刷、署名捺印。お義母さんへのこのと報告、泣き叫ぶほどの腹部激痛による通院時のこと。同職の優しい方々に占ってもらったり、励まされたりヒーリングをしていただいたり。
1ヶ月で色んなことが起こりすぎて目まぐるしかったです。
パートナーの盗撮に関して拒絶しきれず悩まれてる方は、少しずつ問題が解決しますよう陰ながら応援しています。
ヒーリングが希望の方もお話を聞いてエネルギーを送ることだって私はできるので、同じことで苦しい思いをしてる女性がいれば力になりたいですし
旦那と同じ立場の男性がいれば、どうしてそうなったのかお話を聞いてエネルギーを送ります。偏見をもって聞くこともありません。
同じ悩みをか変えた人の力となれれば本当に嬉しいです。
長々と駄文失礼いたしました。