ペンネームのつけ方
イラストレーターとして活動するにあたり、まず悩んだことが、
「ペンネームって、どうやって付けたらいいんだろう?」
でした。
なので、周りのクリエイターに相談した経験を踏まえて、今回はペンネームのつけ方について書きました。
しっくりくる名前か
ペンネームを決める上では、
・自分自身がしっくりくる
・呼ばれても違和感がない
ことが最も重要です。
そのため、普段から慣れ親しんでいる本名を一部借りると、自然と親しみやすい名前になるでしょう。
また、自分の好きなモノ、思い入れのあるモノにあやかる方法もアリですね。私は、学生時代から「BANANA FISH」が好きなので、このマンガにあやかりました。(隠し設定としては、アイコンの魚ともリンクさせています)
なお、当初、「アナグラムメーカー」を使って、色々と組み合わせてみましたが、あまりしっくりきませんでした(笑)
4文字くらいにする
名前である以上、呼びやすさも大切です。あまりにも長いと呼びにくいので、目安として4文字くらいとしています。
そういった意味では、
ひらがな、カタカナどちらかで統一すると、読み間違いがなく覚えてもらいやすい
ともアドバイスされました。
「アッシュ」も、この点を意識して付けました。
「あ」から始める
逆にこれは意識していなかったのですが、出版社の方に覚えてもらいやすいように、
五十音順の「あ」から始まる名前にする
という方もいらっしゃるようです。
このやり方は、名前はもちろん、苗字にも使えますよね。
実際に、YAHOO!知恵袋でこんな相談が挙がっていました。
氏名として読める
「名前だけだとしっくりこない・・・」という方は、氏名をセットで考えてみましょう。
氏名式のペンネームで活動しているクリエイターとしては、たとえば「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴さんがいらっしゃいますね。
ちなみに、「契約書にもペンネームが使えるのか?」がふと気になったので、調べてみました。
広く知られている必要はありませんが、周囲の人が「ペンネーム=自分」と特定できるレベルでないと難しいみたいですね。
海外の人も呼びやすい
海外進出を考えている場合、海外の方が発音しやすい名前にしたほうが、覚えてもらいやすいです。
そこで、「イングリッシュネーム」を考えてみるのはいかがでしょうか。最近は、読みを入れたら自動で英語名を提案する「イングリッシュネームメーカー」があるようです。
試しに、「たまひよ」が発表した2021年の名前ランキングで1位だった「れん」「ひまり」を入力しました。
「れん」→Ryan(ライアン)
「ひまり」→Hilary(ヒラリー)
また、こちらのサイトでは、多言語で名前検索ができます。
本名の最初の文字を入力してみると、新しい発見があるかもしれません。
余談
以上の要素を考慮してペンネームを決めたのですが、先日、オンライン英会話スクールのレッスンで、
"My name is Ash."
と自己紹介すると、先生から「おぉ、ポケモンの主人公と同じ名前だね!
ポケモンも、日本のアニメだよね」と返されました。
なんと、ポケモンのサトシは、海外では「アッシュ」なんですね・・・!
なお、同じスクールで講師検索をしている際に、「Ash先生」も見つけてしまいました。
まとめ
①しっくりくる名前か
②4文字くらいにする
③「あ」から始める
④氏名として読める
⑤海外の人も呼びやすい
これらを踏まえて、自分にぴったりなペンネームを考えてみてください。
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