見出し画像

【21/22 ドイツ ブンデスリーガ】第6節 グロイターフュルト対バイエルン

バイエルンはアウェイのシュポルトパルクロンホフトーマスゾマーに乗り込んでの一戦。

バイエルンはリーグ戦1位、彼らの勢いを止めるのはそう簡単ではない。

グロイターフュルトは昨年までは2部のチームで今期は9シーズンぶりの1部。
しかし、未だに勝利なしと苦戦している。

そんな対極の2チームとの戦い、結果はいかほどに。

※この記事はバイエルン中心に書いています。

スターティングメンバーは以下の様になっています↓↓↓


【グロイターフュルト】
4-4-2
FW
・フルゴタ
・ニールセン
MF
・ドゥジャク
・グリースベック
・ジーグイン
・グリーン
DF
・ウィレムス
・フィールヘーフェル
・バウアー
・マイヤーヘーファー
GK
・ブルヒャート

【バイエルン】
3-4-2-1
FW

・レヴァンドフスキ
MF
・ミュラー
・サネ
・ゴレツカ
・キミッヒ
・デイヴィス
・パヴァール
DF
・エルナンデス
・ウパメカノ
ズーレ
GK
・ノイアー


今回はデイヴィスがウイングバックを任された。
彼は攻撃力も売りではあるので、これはこれで良いと思う。
加入当初はウインガーでしたしw

試合が始まると攻めるのはバイエルン。
サネはサイドではなく中でプレーしているのが印象的だ。
と言うのも、バイエルンは4-5-1で行くかと思ったがパヴァールが高い位置を取りRWBに、エルナンデスCBになり、3-4-2-1の形になっている。
3バックになっても、違和感なくできるのはバイエルンの選手のユーティリティ性の高さがあるからでもある。

グロイターフュルトは前からプレッシャーをかけてボールを奪おうとするが、バイエルンは軽々といなしていく。
前半3分、グロイターフュルトがDFを固めているが、ゴレツカのミドルも行けますよ相手に見せつける。
守備に関しては、バイエルンCBウパメカノが睨みを利かせていて相手FWのフルゴタは苦戦していた。

前半10分、バイエルン先制!
決めたのはトーマス・ミュラー!
LWBのデイヴィスがサイドを駆け上がり、DFとMFの間にクロス、マイナスにいたミュラーがゴール左隅に決める。
中盤の選手が戻り切れてないスペースにいるミュラーは流石だ。

前半20分、グロイターフュルトは攻め込む姿が目立ったが、決定的なチャンスにはならずという事で、バイエルンの守備が効いているのであろう。
エルナンデスは結構相手にガツガツ当てられていたから、ケガしそうでちょっと怖い。
守備に関してはアタッカーのサネが最後まで戻って守備する姿も印象的だ。
良い意味で変わってくれたなと嬉しい限りだ。
グロイターフュルトの自分たちからアクションを起こそうとする所は良いと思う。

前半30分、バイエルン追加点!
決めたのはキミッヒ。
1点目同様、守備時に引きすぎて空いているマイナスをうまくついたミドルであった。
バイエルン相手という事を考えるとスペース空きすぎだなと言ったところだ。


前半終了。
バイエルン2点リード。
グロイターフュルトのプレッシャーのかけ方、バイエルン相手に臆せず来る所は好印象だった。
バイエルンは3バックで戦いに臨み、ウイングバックのデイヴィスが目立っていた。
守備時に引きすぎる相手にマイナスを付けたのは流石バイエルンだった。
相手からすると、バイエルンの攻撃時は捕まえずらそうであった。
バイエルンの守備時は距離感が良いのもあり、連動した守備ができていた。


後半が始まり、ワンタッチで魅せてくるバイエルン。
そんな後半も好調なチームだが...
後半47分、パヴァールが相手MFグリーンに後ろからファール、一発退場。
距離感的にはスライディングするまではなかったかもしれないだけに残念だ。

60分、バイエルン選手交代。
サネ → ザッビツァー

68分、バイエルン3点目!
セットプレー、キミッヒのボールに合わせたのはレレヴァンドフスキかと思いきや相手に足に当たってのオウンゴール。
キミッヒのキックの制度の高さ、すごく良い所に落としていた。

バイエルンは10人になってから、相手がシュートを打つ機会が増えたが、バイエルンのボール回し、攻撃あったりを見ると、全然劣勢になったようには感じさせない。
こういう時に守備的MFもできるザッビツァーの存在は大きいと思う。

76分、バイエルン選手交代。
ミュラー → ニャブリ

グロイターフュルトは終盤になっても、前からプレッシャーをかける事からも闘志を感じる。
終盤になっても衰えないで言うと、デイヴィスの走力も素晴らしい。

87分、バイエルン選手交代。
ズーレ → スタニシッチ
ゴレツカ → ムシアラ

諦めずに前から来るグロイターフュルトにやっとその時が訪れた。
87分、グロイターフュルト得点!
右サイドティルマンのクロスにヘディングで決めたのはセドリック・ヤン・イッテン。

アディショナルタイムは3分、まだまだムシアラを見ていたいものであったが、試合終了。

1-3でバイエルンの勝利!

相手はリーグ戦でうまくいっていないチームではあったが、バイエルンは3バックでうまく嵌めれていたので良かった。
それだけに、後半のパヴァールの退場は安易だったなと感じた。
まだ6戦ではあるがどのチームもバイエルンが相手であろうとも前からプレスに来るから面白い試合である。
ハイライトだけを見ればバイエルンの得点ショーになる事は多いが、退屈せず見られるのは相手に戦う闘志のようなものを感じるからだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?