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【#19】オットーという男

「労働なんかしないで 映画鑑賞だけで生きたい」のコーナーでは私が行き当たりばったりで視聴した映画について書いた小感記事です。

第19回は2023年3月10日に公開されたマーク・フォースター監督作品「オットーという男」について書いていく。

孤独からの再生の人生

オットーという男は堅苦しく、傍から見ると面倒で近寄りがたいのもあり町の嫌われ者。
オットーは妻に先立たれたのもあり孤独だ。
物語が進む中でオットーの過去が語られるわけだが、彼は人生に疲れたようにも見えた。
仕事もなくし自殺しようとするが、向かいの家に越してきた家族によりオットーの人生は変わっていく。
向かいに越してきた家族には、オットーとは真逆の性格なのもありツッコミどころが多いシーンが多く面白いものであった。
この出会いで、「人は一人では生きていけない」を見せつけられた。
終盤になるにつれてオットーから見られる本心、元からある温かさに人間味を感じた。
ご近所が絡んだ話なのもあるので、誰にでも勧めやすい映画であった。
孤独自体は私は好きなのだが、どういう感じで死ぬのだろう。
もし今からでも未来が分かるのであれば、自分の物語の終わりが見てみたい。


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