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元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜百貨店で出会ったブランド編


 バレンタインの記事3本目です。
 前回はKALDIにあったチョコについて書きました。今回は百貨店の特設会場で見つけてきたチョコを紹介します。

① キャギ ド レーブ Kaori chocolat 3個
「人生の鍵となる節目の日を包み込まれるような美味しさの感動とともにわ忘れられない輝く想い出にする」とのブランドコンセプトのお店です。

切り抜いてある鍵穴を左右に引くと箱が開きます。扉を開けるような楽しさがあります。

 左から時計回りに、ナチュール、シャンパンフランボワーズ、ほうじ茶のボンボンショコラです。かわいい!!
 他の地域では分かりませんが、ほうじ茶の洋菓子は関西ではよく見かけます。香ばしくて美味しくて大好きです。ほうじ茶で有名な石川県に行ったらもっとあるのでしょうか?
 シャンパンフランボワーズは華やか、ほうじ茶は上に載った茶葉が一層香りを強めていて美味しかったです。

②ラ メゾン 白金
あまおう苺のシャンパントリュフ 5個

 お上品で可愛い箱です。京都のベルアメールと近い雰囲気で、ベルアメールと同じぐらいよく買うブランドです。東京の店舗ではケーキもあるようですね。次に行ったら行きたいです。

 ビターショコラとホワイトショコラの両方にシャンパンが入っています。表面の縞模様もヨーヨーのようで可愛らしいです。
 外形に負けず可愛い味わいでした。この箱は捨てずに枕元の小物入れにしたいです。


③マリーチョコレート TSUWAMONO コレクション
「切れ者」(真田幸村)

 戦国時代の武将をイメージしてそれぞれの出身地や性格にちなんだボンボンショコラのシリーズです。私は日本史が苦手で今でも桃山時代と室町時代の区別があやふやで、戦国武将もほとんど知りません(このnoteを書くために真田幸村の読み方を調べました)。ファンの方に怒られるかもしれません。ごめんなさい。それでもなぜこれを手に取ったのかというと

 柿です!!!「

 去年9月の奈良の柿専門店に行った話のnoteで、私は「いちごチョコレートはあるけど柿のチョコレートはない」といった趣旨のことを書きました。

 もうこの認識は古くなりましたね。今日からは認識を改めます。(なんだか自分の修論を訂正してる時の気持ちになってきました)

 以前の自分のnoteに沿って書くと、柿をお菓子にするときはどの色にするのか不思議でした。一般的に橙色は柑橘類の専売特許、和菓子なら杏ですから。マリーチョコレートは淡いピンクに黄色のオーガンジーの布地をかけたような色になってますね。なるほど。もっとピンクが強ければ、一緒に入っている梅と印象が被りますよね。長年の疑問が解けました!!可愛い!
 

 さて、色の次に私が以前問題にした「繊細な風味をどうやって他の香りに埋もれさせないか」です。
 これは正直なところ、やっぱり柿はチョコには負けてしまうと感じました。美味しいのですが、甘みでも酸味でもなく繊維と芯のある爽やかさが柿の味わいで、チョコレートの中で主張させるのは難しいようです。ただ、まだ出てきたばかりなので、来年のバレンタインにはもっと柿らしいチョコレートにお目にかかれるかもしれません。楽しみです。

 バレンタイン記事は次で最後にする予定です。フェリシモで海外のチョコレートを2種類、購入しました。今回も読んでくださってありがとうございました。

自身でもバイトはしておりますが、外国語文献の取り寄せなどに費用がかかり生活は楽ではありません。もしよろしければご支援いただければありがたく存じます。