ウェルビーイングの経営と稲盛和夫さん
社員の幸福を重視する経営が注目を集めています。キーワードは「ウェルビーイング(well-being)」。WHOが「肉体的にも精神的にも社会的にも、すべてが満たされた状態」と定義しているこの概念は、日本においては慶應義塾大学の前野隆司教授が提唱する「幸福学」と関連付けられ普及が進みました。
社員の幸福を重視する経営は、近年ではトヨタや積水ハウス、ロート製薬などの大企業でも採用されています。(2021年5月、日本経済新聞にウェルビーイングの特集記事が掲載され、これら企業が紹介さ