アカツキ

京セラ創業者の稲盛和夫さんを尊敬する理念浸透のファシリテーターです。 稲盛さんの哲学と…

アカツキ

京セラ創業者の稲盛和夫さんを尊敬する理念浸透のファシリテーターです。 稲盛さんの哲学と他のセオリーとの関連や、現在の時代観での意味づけを考えています。 昭和に誕生し、日本の経営に大きな影響を与えた稲盛経営哲学に学び、令和の時代の働き方と経営をデザインできれば、、、と願う次第です。

最近の記事

ウェルビーイングの経営と稲盛和夫さん

社員の幸福を重視する経営が注目を集めています。キーワードは「ウェルビーイング(well-being)」。WHOが「肉体的にも精神的にも社会的にも、すべてが満たされた状態」と定義しているこの概念は、日本においては慶應義塾大学の前野隆司教授が提唱する「幸福学」と関連付けられ普及が進みました。 社員の幸福を重視する経営は、近年ではトヨタや積水ハウス、ロート製薬などの大企業でも採用されています。(2021年5月、日本経済新聞にウェルビーイングの特集記事が掲載され、これら企業が紹介さ

    • 稲盛和夫さんの経営と、VUCAの時代観。

       最近、経営者さまと話をしていて感じる一つの流れがあります。自社の存在意義や使命を改めて掘り下げられたり、ビジョンを再考されるなど、経営の本質に立ち戻った内省をされる方が多いようです。「自社は、お客さまや社会に何ができるのだろう」「社員と会社はこれからどのような関係性を築くべきだろう」といった問いを自らに投げかけられています。  こうした動きは、コロナ禍で加速しているように感じます。例えば、休業をするのかどうかの判断や、リモートワーク下でのチームビルディングをデザインする際

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