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アセスメント試験 面接問題&解答例大公開(メーカの新営業所長編)

アセスメント試験の中の一つである面接試験について、試験合格者の
面接試験と解答例を大公開します。
この問題は、アセスメント試験ではよく使用される例です。
頭に入れておけば、参考になると思います。

<問題>
あなた(工藤氏)は、フォーマル株式会社の町田支店営業所の営業所長である。当社は解析機器、産業機器を始めとし、最近ではOA機器販売にも事業拡大を見せ、着実に業続を伸ばしつつある。
あなたは4月1日付で、大阪支店から赴任してきた新任の営業所長であり、13名の部下〔営業職10名、事務職3名〕がいる。
あなたの部下の一人である山田大輔氏は、優秀な営業部員であるが、彼には問題となる行動が見られる。
当社の営業部員は「週間営業報告書」の作成、提出が義務付けられているが、彼は報告書の提出期限を過ぎても、一向に気にする様子がなく、2~3週間遅れることもしばしばである。そのためあなたは本社営業部宛「週間営業報告」の提出が遅れ、営業部長から督促を受けることもあった。
前任の所長によれば、「ユーザー及び価格の動向等についての重要な情報の入手が遅れ、大事な得意先を逃がしたこともある」、とのことである。営業部員からの週間報告は他社との競争に勝つための非常に重要な情報源であることから、彼には是非とも報告書の重要性を認識させ、期限通りの提出を促したい考えている。
 
今日〔6月1日金曜日〕あなたは、山田氏との同行訪問をし、次のようなことを気づいた。
1.山田氏は一日中「訪問力一ド」を記入していない。
 ※訪問力一ドとは営業先に訪問した内容(会社情報、商談内容、要望等)
 を記入するカード形状のものである。
2.接客態度は非常に良い。しかし安定商品だけの販売で、
 新製品をプッシュしているようには見えない。
3.商品説明は組立不足である。商談は必要以上に時間がかかっており、
 顧客の訪問計画も立てていない様子である。
 
そこであなたは、山田氏との同行訪問から帰ってきた今彼と次の二点に関して話し合うことにした。
①「訪問カード」を記入すること。
②今週分の「週間営業報告書」を来週月曜日〔6月4日〕10時までに提出すること。なおあなたは山田氏の上司であり、組織上、あなたと山田氏との間には、役職者は存在しない。面接時間は10分である。

これが実際の試験で出た問題になります。
この回答ついて、実際の回答例を元に解説していきます。
解説の中には、下記の記事の有料部分の面接攻略のテクニックを載せてございますので、参考にしていただければと思います。

文字解答の前に、面接試験の解答テクニックについて

大前提:相手を説得するのではなく、相手から聞き出す(傾聴する)
面接演習は大抵、部下にやってほしい事が記載されております。
よくあるのが、毎週月曜10時迄にその会社では週報を提出する事になって
いるのですが、部下が週報を提出しないという問題があります。
この時に、こちらから「週報はあなたのためだから提出してね」と
言っても、「わかりました」となりません。
部下がなぜ週報を提出しないかを聞き出す必要があります。
この傾聴する姿勢が大事です。その点を踏まえた上で会話の流れを
作ってください。

①アイスブレイクを入れる。
部下は上司から呼び出しで、身構えています。その気持ちをほぐすためにアイスブレイクを入れます。この時、注意点として、趣味の話ではなく、仕事の実績を具体的な事例を持って褒めてください。例えば、「いつも営業成績がTOPですごいね。頼もしい。今後ともよろしく!」
褒めるポイントは面接の設定の中に部下のよい所が記載があるので、その部分を参考にしてください。

ここからが有料部分で申し訳ございません、、、
もしよろしければ、よろしくお願いします。
合格の参考になると思います。
試験合格すれば、私の場合、100万以上アップしました。
そう考えれば、お高くないかもです。

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