IPPONグランプリで松本人志チェアマンの代理に就任したバカリズム。大喜利達人と名作ドラマ『ブラッシュアップライフ』脚本は大きな関係があった!
今回のコラムのテーマは、お笑いタレント、ナレーター、司会者、脚本家、俳優、作詞家のバカリズム(本名・升野英知 1975年11月28日生れ)である。
今回取り上げるのは、昨年末の文春砲の影響で活動休止したダウンタウンの松本人志(1963年9月8日生れ)の代理を務めることになったからだ。
それは芸人による大喜利大会IPPONグランプリのチェアマン代理である。
これは過去の大会で最多優勝を誇る大喜利達人であると番組制作者側の認識が強かったための抜擢だ。
しかも、バカリズムは昨年の紅白歌合戦の審査員に選ばれている。
理由は脚本と出演を兼ねたテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日テレ、2023年1月~3月)が数多くのTVドラマの賞を受賞したからである。
筆者が特に注目したのは
第115回ザテレビジョンドラマアカデミー賞5部門
(最優秀作品賞、主演女優賞:安藤サクラ、助演女優賞:夏帆、脚本賞バカリズム、監督賞:水野格・狩山俊輔・松田健斗)
日本のテレビドラマを国際市場に売り込む事を目的に2008年に始まった
2023年東京ドラマアウォードの
連続ドラマ部門のグランプリ、個人賞でも脚本賞を受賞した
事である。
そこで、今回はバカリズムが大喜利名人である事と、第36回の向田邦子賞『架空OL日記』(読売テレビ、2017年4月~6月)を受賞した名脚本家の顔はどう繋がるのか、解析していこうと思う。
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