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基本情報技術者試験に合格した話

基本情報技術者試験とは?

ITエンジニアとしての基本知識を身につけるための試験です。公式HPにも以下のように書かれていました。情報系の大学ではカリキュラム内で取得したり、IT企業では入社時の研修で試験を受けるようなこともあるようです。自社開発のテック企業より、SIer業界で重宝される資格の気がします。

ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。

私は2020年8月からHRテック企業で働いています。大学では工学部で情報系は出ていません。転職の際にプログラミング学習を約半年しました。このような状況で、この試験を受ける人はあまりいないかもしれませんが、学習方法やポイントについて紹介していきます。

試験について

試験の問題内容やテスト形式などは公式HPを参考にしてください。
試験内容は午前の部と午後の部に分かれています。”午前”、”午後”という名前がややこしいのですが、別に1日でどちらも受験する必要はありません。もともとは1日での受験だったようですが、最近変わったものだと思います。ネットを探してもあまり記事がないのですが、試験の予約をする際に別日を指定することができます。ただ、試験の予約の順番は午前⇨午後とする必要があります。多分ですがコロナ禍で受験方式がCBT方式に代わり色々と変更になったのかと思います。受験の際は注意してください。
また試験日程も試験日の3日前までは変更することができます。実際に私も午後の部の学習が間に合わなかったので、後ろにずらして受験しました。変更範囲は同月であれば変更できました。

学習時間と学習方法

昨年12月にITパスポート試験を合格して、その後12月終盤から会社したので、約3ヶ月間勉強しました。
1ヶ月目、参考書を読む。
毎日30分学習時間を決めて、20ページくらいをとりあえずインプット。流石に内容が多くて、覚えきれないので、後で過去問やる時用に頭の中にインデックスをつける程度。過去問やってわからなかったら、参考書のここに書いてあったな、と調べる。以下の参考書を使いました。イラストが多くわかりやすかったです


2ヶ月目、午前試験の過去問をひたすらやる。過去問道場の問題をとにかくやるのがいいと思います。過去問道場ではログインすると間違った問題を記録してくれたり、間違った問題を出す設定もできます。私はとりあえず6回分といて、次に間違った問題のみを回答していきました。間違いが0になるまで繰り返しました。本番も同じような問題が多くでるので、これくらいやれば60点は行くはずです。
結果 正答率76%でした

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当初は午前午後同じに日に受験する予定でしたが、午後の勉強が間に合わなかたので、3週間遅らせて受験しました。午後の部の勉強は基本的には同じように過去問でいいと思いますが、何度もくり返すよりは1問をじっくり理解する学習がいいです。
・情報セキュリティ
・データベース
・ソフトウェア設計
・アルゴリズム
・Java
の項目は過去問を5回分やりました。何を選択するか、自分の得意不得意と配点のバランスを考えて学習しましょう。プログラミング言語は未経験の方はアセンブラや表計算を選択するのが難易度的にはオススメなようです。私は業務で使っていたのでJavaにしました。午後ようの参考書もあるよなので、過去問道場だけでは不安な方は検討してみてください。


結果 正答率66%でした(ぎりぎり)
アルゴリズムがもう少しできたと思ったのですが。。。
Javaダメだったら不合格でした。

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今後

とりあえず合格できてよかったです。この種の資格試験は他にも種類があるのですが、今後は何かを取得する予定ありません。最近言語の学習ができていないので、コーディングの学習をしようかと思います。

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