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ボドゲ日記#1

こんにちは、岸です。
前回のシンガポールMBAの投稿でたくさんの方から反響をいただき、新しいつながりができたこと、とても嬉しく感じております。読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

前回の投稿からは間が空いてしまいましたが、今回はシンガポールから帰国してからの僕の動向をお伝えしようと思います。

会社を作る

年末に日本へ帰国してから、経営コンサルタントとしてパートタイムで働きはじめました。また、MBAの友人たちと遊んだボードゲームの面白さが忘れられず、日本でボードゲームの輪を広げることを目的とした会社を起業いたしました。

ルドルフ合同会社 HP↓

とはいうものの、ボードゲームの世界に足を突っ込んだばかりの僕が何かすぐにできるわけもなく、まずは自分の世界を広げてみようと思いました。
とにかく、ボードゲームをプレイしたり、ボードゲームで成り立っている商売について少しでも知ることから始めました。


ボードゲームカフェに行く

まずは日本でボードゲームのビジネスというと、一番メジャーなものとしてはボードゲームカフェが挙げられます。
ボードゲームカフェに通うことによって、

・各種ボードゲームの知識を蓄えることができる
・ボードゲーム仲間を増やせる
・ボードゲームビジネスの現場を観察ことができる

という3つの利点があり、吉祥寺のキャラバンズベースさんをはじめ、JELLY JELLY CAFEさん、コロコロ堂さんなど、都内のボードゲームカフェに毎週通うようになりました。

ボードゲームを買う

とにもかくにもボードゲームをたくさん遊んで詳しくなるには、購入して(妻と)遊ぶのが一番早い!ということで、ボードゲーム屋大手のすごろく屋さんや、年に2回東京で開催されているゲームマーケットに足を運んで、ボードゲームを購入し始めました。

現在だいたい50個程度のボードゲームを所有していますが、TwitterやInstagramで他のボードゲーム愛好家の方を知っていけばいくほど、自分の愛好レベルがいかに序の口か思い知らされます。笑

また、ボードゲームアリーナ(BGA)と呼ばれるオンラインで友達とボードゲームをプレイできるインターネットブラウザがあり、そこで持っていないボードゲームをプレイしています。(なんともいい時代に生まれたものだ。。。)

購入したりボードゲームカフェに足を運ぶことによって、プレイしたボードゲームの種類は100種類以上、累計プレイ回数は300回程度になったかな、という感じです。


ボードゲーム業界について調べる

ボードゲーム業界について何も知らない状態でボードゲームビジネスだ!というのは威勢が良すぎるので、まずは業界について簡単に調べてみました。

日本のボードゲーム市場規模は約40~60億円と言われていますが、2020年に矢野経済研究所が発表した市場規模だと146億円となっています。
ただアナログゲームの中にどの種類のゲームが入っているのか正確に把握できないため(例えば将棋や囲碁、オセロなど単独で一定規模の市場があるものが含まれているかどうか不明)、それらを除いたボードゲーム市場として、数十億~150億円規模とざっくりとらえておくのがよさそうです。

ボードゲーム発祥の地として有名なドイツではボードゲームの市場規模は約600~700億円と言われているので、日本の市場もまだまだ伸びしろがあることがうかがえます。

ボードゲームカフェの業態

ボードゲームビジネスで主産業と言えるのは、やはりボードゲームを製造・販売するビジネスですが、それ以外にボードゲーム関連サービス業で一番メジャーなのはボードゲームカフェというビジネスモデルだと思います。

何個かボードゲームカフェに足を運んだのですが、料金は一人だいたい 500~1,000円/1hくらい。どれも広めの1室を使用したボドゲカフェでしたが、4名からにぎわっているときで10数名来店者がいるようなイメージです。

売上のだいたいの予想としては月25~90万円、家賃や人件費、光熱費など(ざっくり40万円くらいと見ます)を差し引いて▲15~50万円くらいの利益幅になっているのではと予想します。

リスクや懸念点として考えられるのは、
・コアなリピーターのお客さんがつかなかった場合、月25万円も売上がいかないケースも考えられること
・ボードゲームを取りそろえるために初期投資が必要なこと
・不動産を賃借して多大な固定費用を受け入れなければいけないこと
・取り揃えたボードゲームのルール説明をしっかりできる貴重な人材が必要なこと

です。いきなり思い立ってやるにはハードルがなかなか高いことが伺いしれます。。。

そうした中でどのようなビジネスモデルが可能性として考えられるのか、自分にしかできないようなサービス形態は何か?について、考察をしていく必要があります。
その考察については次回の日記で記載していこうと思います。

皆様引き続きよろしくお願いいたします。

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