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反転教育の利点と欠点①

こんにちは。いろどです。

みなさん、突然ですが、「反転教育」というものを知っているでしょうか。

反転教育とは、学校教育の場において、
自宅でビデオ学習等で予習し、
学校でその復習や、応用問題をやる、
新しい授業形態のことです。

すでに反転教育を実施している学校も数は少ないですが、あります。

今回は、2回に分けて、
反転教育のメリットと、
デメリットをあげたいと思います。

この記事ではメリットを述べます。

メリット①
授業に対して、マイペースに取り組める。

家庭での学習ですから、時間の許す限り、自分のペースで予習をすることができます。
一度授業を聞いただけでは理解しにくい人は、何度でも動画等を聞くことができますし、逆に理解のペースが人よりも速い人は、どんどん先に進むことができます。
また、動画を聞いている途中に、わからないことや、気になることがあったとき、いったん授業をストップして、調べることもできます。


メリット②
教員の負担が減る(但し場合による)。

家庭で学習してくるということは、学校では復習をさせるだけでいいわけです。
もちろん、より先に進みたいという生徒に対しては、応用問題を解かせます。
新しいことを教えるより、復習させる方が負担は軽減されるし、かつ、どの生徒がどの時点で躓いているのか、どのくらいできるのか、を把握しやすくなります。
但し、生徒の差が広がりすぎて授業運営が難しくなったり、タブレットの授業と先生のやり方が違ったりすると、逆に負担が増えてしまう危険性もあります。

メリット③
都会と田舎の、学習機会の均等化。

都会は塾・予備校が多く、田舎は少ない。
これは確かなことです。
私は田舎出身ですが、地元に予備校は一つもありませんでした。塾はちらほらありましたが、大手は殆どなく、どこも個人塾ばかり。
それが悪いとは言いませんが、
ないよりあったほうがいいのは確かです。

反転教育を取り入れることによって、
この学習機会の差を少しずつ埋めることができると思われます。
全国一律でタブレット教育を配信することで、塾に行くことのできない生徒も、家庭で納得のいくまで学習することができます。

さて、こんな風にメリットばかりの反転教育ですが、残念ながらデメリットもあります。

デメリットについては次回、
またお伝えしようと思います。


最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!

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