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イギリス発達支援への道㉖自閉症アセスメントのためのイギリス小児科受診(次男編)

先日次男の自閉症アセスメントのための小児科受診がありました。

この1年鍛えられたおかげで相手が言っていることは大体分かるようになりましたが、
専門家に適切に状況を伝える自信がまだ私にはないため、予約の時点で通訳も依頼しました。
(事前に病院に問い合わせれば用意してくれました。)

受診時は小児科医、私、通訳の方、次男の4人で問診から始まりました。
前投稿でも触れたように、事前に提出した書類に記載された内容と同じ内容を質問されました。

途中、次男がうるさすぎて彼のみ一時強制退出。看護師さんに受付エリアでみてもらいました。

その後次男を再び診察室に呼び戻し、様子を観察。

結論から言うと、その場でまごうことなき自閉スペクトラムであるという診断を受けました。

・日本で診断を受けていること
・ナーサリーからのレポート資料
・親のレポート資料・問診
・診察室での次男の行動観察

以上の理由からイギリスでも彼を自閉スペクトラム症であると診断されました。

本来であればこの年齢だとそもそも診断しない、アセスメントに長い時間がかかることもあるようなのですが、
次男の場合は現時点で、上記の材料で十分に診断を出せるという判断を受けました。

今後は定期的な受診は必要なく、学校や自治体などの社会的なサポートがメインとなるそうです。

そしてEHCPに向けても、エクストラサポートが必要だとしっかり専門家として意見を書くと言っていただきました。
(どの学校が相応しい、と言う文言は医師からは書けないそうです。あくまでも、ハイニーズでエクストラサポートが重要、というような文言になるとのことでした)

日本の診断書は全く役に立たないと巷でよく聞いていたのでそこも医師に確認しました。
診断書だけでは判断されず、総合的に各所からの情報を総合して判断するとのことでした。
今回の医師は次男の現在の状態を見て、日本の診断書も1つの有益な証拠の1つであると判断したそうです。
あくまで私たちの場合はですが、イギリスEに来てから今のところ日本の診断書が役に立つことが多いです。

ちなみに知的障害の診断についても医師に質問したところ、この自治体ではEPがその役割を担うとのことでした
(診断というよりは、サポートを詰めていくという感じだそうです)

日本に続いてイギリスで自閉スペクトラム症の診断を受けたことに少し安堵もしましたが、支援を受けるためとはいえ、
母親として2度目の診断に正直ショックもありました。

とは言いつつタスクはてんこ盛りなので、
(実は次男のEHCPのドラフト精査、長男の小児科受診、長男のEP面談など色々畳掛かってきております)

泣いたり落ち込むのは少し先にして、
プロセスが前進中であることを素直に喜び、粛々と自分の仕事を進めていきたいと思います。

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