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トリンテリックスからエビリファイへ

ご無沙汰しております。

この間、確定申告やライティングの急ぎの仕事などが入り、長らく更新ができず、すみませんでした。そんな中でも、有料の記事をご購入してくださった方もいらっしゃいました。誠にありがとうございます。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

初めてのエビリファイ


さて、これまで3年ほどにわたってトリンテリックスを処方してもらっていましたが、効果がほとんど見られず、飲むと胃もたれも生じてきたことから、3月30日に別の薬に変更してもらうことにしました。

エビリファイとはどんな薬?

変更してもらった後、エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)3mgになりました。

アリピプラゾール「YD」添付文書

エビリファイ(ジェネリック医薬品なのでアリピルラゾール)3mg

このエビリファイという薬は統合失調症などの方の治療に使われる薬で、精神疾患を抱える方の中では、使っておられる方も比較的多いのではないでしょうか。

トリンテリックスよりはるかに安い


この「YD」というものは、陽進堂というメーカーのものです。
小さな錠剤で、ジェネリック版のアリピルラゾールは白色。薬価は7.1円(エビリファイ純正では44.7円)で、ジェネリック版がないトリンテリック10mgが161.7円だったことを考えると、約23分の1と比べ物にならないほど安価です。当然、薬局で支払う薬代もこれまでの半分ぐらいになりました。
<薬価リンク>
トリンテリックス(KEGG)
エビリファイ(KEGG)
アリピプラゾール(メドレー)


エビリファイの効果と副作用

やる気アップ、テキパキした行動


エビリファイにしたところ、それまでの3年間のトリンテリックスでは見られなかった、生活すべての面でのやる気アップ、今までになくテキパキとした行動が自分でもわかるようになってきました。物事を計画的に進めるのが仕事も含めてとても苦手なのですが、エビリファイを飲むと計画的に進められるようになりました。

睡眠が劇的に浅くなる


副作用としては、抗うつ薬にありがちなのどの渇きもあるのですが、眠りが非常に浅くなったことです。23時ごろに寝ても、夜中にほぼ1時間おきに目が覚めるようになり、変な夢を頻繁に見るようになりました(その分、これまでは光目覚ましを使っても起きられなかった朝も、早く起きられるようになりました)。

そこで、4月22日の受診で、睡眠導入剤のレンドルミン(プロチゾラム)をこれまでの0.25mg×1錠を2錠に増やしてもらうことになりました。その後は睡眠が改善されてきて、夜中にすぐに目が覚めにくくなりました。

時間の流れにもどかしさ

また、エビリファイを飲むと、少し落ち着きがなくなったり、時間の流れが遅く感じるようになり、待つことにもどかしさを感じることが出てくるようになりました。また、買い物欲が少し増えたり、わずかながらですが、食事で嚙む回数が減り、ガツガツ食べるようにきました。

ちなみに、飲酒などのアルコールの影響は飲んでいない時よりも大きく出てしまいます。大胆、おおざっぱになってしまうため、ADHDを抱える方は、特に車の運転はひかえたほうがいいでしょう。

トリンテリックスよりは自分には合っていた


結論からすると、あくまで個人の感想ですが、エビリファイはトリンテリックスよりも自分には合っていました。ただ、それなりの副作用もあるので、今後ずっと続けられるかどうかの見通しは立っていないです。

次回は、発達障害についてのお話を書かせていただきたいと思います。

※なお、心療内科と薬局につきましては、2023年3月からマスクを外して受診しています。