子供が発達障害(ASD、ADHD)と思ったら初めにすべきこと

医療機関(小児精神科)に診てもらうことです。

医療機関(小児精神科)はどこも満杯であり、連絡してから診てもらえるのに数か月かかることは普通。

まだ、診てもらえたらいい方で、診てももらえないことも多いです。

あまりに発達障害での受診希望数が多く、月1回の募集での先着順で締め切り、受け付けられない医院も多い…

なので、お子さんが発達障害の疑いがあっても、
「明日、来週で見てもらえるだろうから、また今度連絡すればいいか!」
と言う心持は、療育のスタートを遅れさせることになります。

医療機関に早期に繋がるのが大事な理由は、発達障害に係る診断書が療育施設を利用する切符になるためです。

多くの療育施設では、各自治体が発行する受給者証の取得を前提としています。
この受給者証を申請手続きで医師の診断書が必要になる自治体が多いんですよ。

すなわち、医療機関から診断書を貰えないと、療育施設を利用するための受給者証を申請出来ず、療育のスタートが遅れることになります。

なお、受給者証を貰えても、療育施設で療育を受けれるとも限りません。
どの療育施設も満杯で空きが無い。

療育施設で空きが出やすいのは、学年の入れ替えで卒業する子供が出る年度替わりです。

療育施設に入りやすいタイミング迄に受給者証を取得出来るように、子供がASDと思ったら、医療機関(小児精神科)にいち早く診てもらいましょう。

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