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星野源「ばらばら」 ×発達障害

大好きな星野源の歌を、勝手に考察してみる第2弾。
※この記事は、約1,200文字です。

私と妻の関係性を前提とした、ギクシャクした感じから、人を愛する事を知らなかった人でなしの私が、妻の愛情に感化されて歩み寄っていく感じ…自分の頭の中の脳内解説みたいになっちゃいました。

世界はひとつじゃない
ああそのままばらばらのまま
世界はひとつになれない
そのままどこかにいこう

この世の中、みんな自分勝手だ。まぁ無理に自分を変えてまで合わせる必要ないし、僕も僕のしたいように生きる。 世の中のみんなもそうすればいい。

周囲の人は、「こうすべきだ」と同調を迫ってくるけど僕のように従わない人もいるし、結局一つにはなれないよね。放っときゃ諦めるだろうけど、どうせなら同調を求められない、自由な世界を求めていこう。

気が合うと見せかけて
重なり合っているだけ
本物はあなた わたしは偽者

あなたはお互いに気が合っている、 愛し合えていると思っているかもしれないけど、実は外面を合わせているだけ。 だから、同じ時間や想いを共有できていると思っているかもしれないけど、それは違うんだ。

《わたしたち》は気が利かないなんて世の中では言われているけど、そういう一面を使い分ける事も出来る。つまり、 あなたの想いがどんなに本物であっても、実はわたしはそれに応えられてなくて、 あなたに見えている、想っているのは、偽者の偶像なんだ。

世界はひとつじゃない
ああもとよりばらばらのまま
ぼくらはひとつになれない
そのままどこかにいこう

世の中「世界をひとつに」なんて言っているけど、 それってひとつになれていないことの裏返しだよね。過去も未来もそれは変わらない真実だと思う。

もっと小さな切り口にして、「ぼくとあなた」でみてもそれは難しいよね。 だから無理にひとつになろうとしなくていいじゃない。そのままで。

飯を食い糞をして
きれいごとも言うよ
ぼくの中の世界 あなたの世界

そりゃあぼくだって、 「世界をひとつに」 と叫ぶ大衆と同じように、 普通の欲求はあるし、必要とあらば「きれいごと」を言う事もあるよ。

でも本心は「ぼくの世界」を大事にしたいし、侵食されたくない。 あなたも同じでしょう?

あの世界とこの世界
重なり合ったところに
たったひとつのものが
あるんだ

ずーっとそう思って他人を受け入れず、 避けてばかりいたけど、 あなたがいつもぼくにしてくれるように、「ぼくの世界」と「あなたの世界」を重ね合わせてみると、 今までぼくが得られなかった、見えなかった何かが見えてきた気がしたんだ。

世界はひとつじゃない
あぁそのまま重なり合って
ぼくらはひとつになれない
そのままどこかにいこう

「世界はひとつ」じゃない。 それは真実。 でも、 もっと小さい単位で「ぼくとあなたの世界」だったら、少しは重なり合う事も出来るかも知れない。

例え、ぴったりとひとつにはなれないとしても、その「たったひとつのもの」を大事にしながら、やっていってみませんか?


以上、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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