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子供のバスケットボール指導方法について

バスケビジネスコースの広報担当です。(広報担当は複数人おります。)
 私は将来Bリーグクラブのマネージャーになりたいと考えています。そのため自分の武器を増やすためにマネージャー業務だけでなくバスケットボール指導者の勉強もしています。そこで子供を真剣に楽しませる指導法を調べ考えてみました。



子供の指導法ということで・・・
6歳~12歳世代の子供の指導法について調べてみました!



1.バスケットボール指導者の主な活動内容

・選手の技術やメンタルを育成しチームを一つにまとめる
・個々の選手やチームの特性を理解して練習メニューを考え技術の向上を図る
・勝つための戦略を練り試合の指示を出す。
・試合後は得点率や勝敗の原因を分析して選手やチームの課題を洗い流し問題を解決するための対策を考え選手と共有する

 一般的に考えると上記のようなものが主な指導内容だと思います。しかし指導者は他にもやるべきことが多々あります。

 指導者は子供たちがバスケットボールプレーヤーとして成長するだけでなく、一人の人間として成長していくことをサポートすることも重要な役割です。人間性を高めるために必要なことは・謙虚さ・寛容さ・協調性・自立です。これはいずれも社会で生きていくために必要なことです。バスケットボールを通じて人間性を高めるために必要なことを学ぶことができるのです。また、練習会場の確保や備品購入なども指導者が行います。その他事故や怪我の際の対応もしなければいけないので応急処置の仕方なども覚えておかなければなりません。また子供たちや、保護者とのコミュニケーションも大切です。

 以上のことを踏まえながらチーム作りや運営の中心となるべき存在が指導者です。つまり技術指導だけでなくチームマネジメント力が必要であり、重要です。

2. インテグリティの導入について

JBAは、インテグリティの精神(誠実さ・真摯さ・高潔さ)に基づき、人間力・指導力・組織力を高め、 バスケットボールの価値を高めるための指針決定および啓発活動に取り組んでいます。2019年 より、新たなメッセージとして「クリーン・バスケットボール、クリーン・ザ・ゲーム」を発信し、暴力・ 暴言をはじめ、すべてのハラスメントのないバスケットボール界を目指す取り組みを始動しました。 クリーン・バスケットボールとは、バスケットボールファミリー全員の協力によりバスケットボー ルの価値を高めるための「オフコートでのあり方」、クリーン・ザ・ゲームとは、ゲームに関わるプレー ヤー、コーチ、審判すべての協力でゲームの価値を高めるための「オンコートでのあり方」を示しています。

JBA U12カテゴリー指導ガイドライン引用

3.U12世代の発育の特徴

 この時期の子どもたちが大人と違うところは、やはり身体的に大きく変化が起きるということです。 もちろん食生活により変動はありますが、男女とも平均的に年間5cmほど身長が伸び、並行して体重 も増えていきます。そして、いわゆる第2次性徴期の時にその増加はピークとなります。考えなければ いけないことは、この第2次性徴期の長さやその変化の幅には個人差があり、発育には6年の幅がある 。ということです。そのため小学生の大会でも体格や体力が中学生と同じレベルの子どもがいることも あり、それが競技成績にも影響を及ぼします。発育にはプラスの面とマイナスの面が見え隠れします。まずは階段を登ってい る子どもはどの階段を登るのか、その子ども自身の特徴(発育段階)を理解することが大切です。

 そしてU12世代となると練習時の集中力の持続時間が上の世代と比べるとみじかくなっています。
 以上のことから練習メニューを考えるときは短時間で子供が楽しめるメニューにするなど工夫することも大切です。

4.これからの指導者の在り方(コーチングスタイル)

 バスケットボールを始めた子どもたちには、指導を多くしてルールやスキルを伝えます。誤りは正して、正しいスキルの習得を目指しましょう。指導行動は大きいですが、常に「バスケットボールの楽しさ」 を強調します。その過程において、子どもたちは自身で判断する楽しさ、達成した楽しさ、成功した楽しさ等を感じられるように配慮した指導を行います。この年代はスポーツに取り組む最初の習慣が作られる時期であり、「コーチが勝たせてくれる」「コーチの指示通りにプレーすればいい」といった思考とならないように注意しなければなりません。

5.バスケで日本を元気にしよう

 JBAではバスケットボール界が一つのチームとなって目指していく指針として「JAPAN BASKETBALL STANDARD 2016」を策定し、「バスケットボールで日本を元気にします」という理念と、「Break the Border ~超えて未来へ~」というスローガンを掲げ、さまざまな取り組みを進めています。
 これからもこうした活動の輪を広げるため、JBAはバスケットボールファミリーとしてバスケット ボールを楽しむすべての人に仲間入り(登録)してくれるよう呼び掛けています。

仲間に入っていただくことにより輪が広がり、多くの友達と出会う機会が増えることにつながります。また、お預かりした 登録料は大会の設定や運営、施設・環境の整備、拡充を図るほか、練習方法の紹介を始めとしたライセ ンス講習など人材育成のための学習機会の確保や教材の作成、資料あるいは最新の情報を提供するなど、 直接、間接を問わず様々な場面でコーチやプレーヤー、更には保護者といった関係者へ還元しています。


上記の詳細については下記のリンクをご覧ください。

6.まとめ

 今回子供の指導方法についてまとめてみてわかったことがいくつかありました。
指導者は練習メニューを考えるにしても個々の能力チームの特性を考えて作らなければならないし、U12世代となると教え方言い方なども意識して行わなければいけないことがわかり難しいと感じました。また指導者はバスケットボールの技術だけではなく人間性を高めるための指導も必要になることが分かりました。
 指導者は活動内容が多く大変ですが自分の武器を増やすためにこれらを意識してこれからも学んでいきたいと思います。そして将来バスケットボール業界に入り、指導に関わる機会があればすこしでもたくさんの子供や人々にバスケットボールの楽しさを伝えられたらいいと思います。

 下記は今回この記事を書くのに参考にさせていただいた資料です。




最後に宣伝です
バスケットボール指導者を目指すならココ!!
アップルスポーツカレッジ(ASC)【バスケットボール専攻科】
(近年は4年連続でBリーグクラブへ指導者を輩出しております。)



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