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難病の方々と死を語り合う

ライフ&デスカフェ 2024.6

今回6月15日のデスカフェは深かった

いきなりですが、この始まりしか浮かばなく。。。
いろんなことを感じすぎて、半月、文字にすることが出来ませんでした。

かといって今、文字に出来るかと言ったら書けないかも。
カフェの間、浮かんできていたのがこれら書です。

この言葉は参加された方がいった言葉やそこから浮かんだ言葉です。

突然ですが、ALSという病気をご存知ですか?
日本名は筋萎縮性側索硬化症といい 
手足や顔などの筋肉が次第にやせ細り、力がなくなっていく病気です。
余命3-5年と言われている病です。

今回はその病気の方がお二人参加されました。
お一方は2度目で、もうひと方をお誘いしての参加です。

デスカフェは、死についてカジュアルに話す場と言われています。
どちらかというと、普段死を見つめたことがない方に
死を見つめて生を活かしていく感じのカフェ。

そこに日常で死と向き合っている方と
死を見つめてみようという方に
どのように進めていけばいいのかと戸惑ってしまいました。

2回目の方は、もう目で文字盤の文字を示して言葉を伝える症状ですが
誘われた方は、お話ができる状態でした。

いろんなことを話してくださいました。
印象に残ったのは、歳とともに自分の老化を感じるという参加者の発言から、今が一番ピークだと感じているとのお言葉
ここから写真の上の言葉が浮かび
さらに、余命宣告をされた時の気持ちですを話された時の言葉。
「地に足がついた」と言われました。
そして、そこからできることを考え、「生ききる」という思いになり
ALSの人を支えていくための財団をつくられたのです。
(下記の財団です)


すごい使命感とパワーだと感じました。

普段、死を見つめることは生を活かしいくと言っていますが
まさにそれを実行されている!

「この私で生きていく」
これは私が、今年の能登半島地震の体験でいきついた思い。
この方の姿勢にはそれを感じました。

被災地であり、被災された場はなじみのある場
そんな地に大きな地震が発生した。
グリーフケアや東日本大震災からの相談の学びをしている私としては
今、私が動かないとという思いにかられました。
しかし、何かしようと思っても動けない自分。

思いと行動が一致できないことが今までに何度もあり、
そんな自分を情けないと思い、変えようと努力してきました。
でも、トライしてもやはり出てしまうマイナスな部分。
これにはもう、情けないを通り越して観念してしまいました。

そして、行きついたのは
陽も陰もすべて受け止め「その私でどのように生きていくか」でした。
これも地に足が着いたというのかもしれません。

今回のライフ&デスカフェは名の通り
「生と死を考える」cafeとなりました。
参加された方々も気づきをたくさんあったようです。
・生きていることが力強く思わされて、
がんばりたいという気持ちが生まれてました。
・私にとって死は怖いことでないのですが、「今日、死ぬとしたら…」という問いに、不安が募りました。参加者の方のいろんな考えを聞いて、私のこれからの生き方も考えてみようと思えました。
などの感想をいただきました。

次回のライフ&デスカフェは8月24日(土)です。
詳細はこちらからどうぞ!



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